<音楽が出ます、音量に注意>
インフル完治見舞いのパウンドケーキを前に曲を聞いていた。
IF YOU SMILE
「笑ってごらん 心が折れそうでも、笑って、空に雲、大丈夫」
「食べてみて、元気が出るよ、食べてみて」
そう聞こえる(笑)
ある人から、インフル見舞いにパウンドケーキが届いた。
では、一口。
しっとりして洗練された上品な味わい。
厳選された素材で、じっくりと作り上げられた村上開進堂 五代目の「山本道子の店」の
パウンドケーキ。
また、切っては食べる。
「とっても美味しい」
「これは、すぐになくなる」と満足の頷き。
明治時代からの洋菓子店の草分け「村上開進堂」
手作りが故に大量生産できず、会員の紹介なしには買えないので、
五代目は、少しカジュアルで、店頭でも買える様に「山本道子の店」を姉妹店として
始めたらしい。
包み紙も美味しそうで、また、この包装もお洒落。
ルハン君だって、この香り。
そりゃあジッとしてられない。
でも、パウンドケーキの匂いを嗅いでトコトコとストーブの温風があたる椅子へ。
興味を示すものの、口にしない。
ルハン君は、キャットフードの外に鰹節の「削り節」しか食べないのだ。
削り節には、どんな時でも、尻尾を垂直にしてご機嫌になる。
さてさて、自分だけとはいかないので、削り節を少々。
彼にとって御馳走の削り節を食べ、
気のせいだろうが、ちよっとSMILEに見えた。
「元気になってよかったね」
「うん」と頷けば、
「じゃあ、あそぼう!」
あれ? そろそろ猫の日だったかな?
普段は隠している4匹のネズミ。
大中小、さらに小さなネズミが連なった玩具を手に持った。
「さて、遊ぼうか!」
飛び上がるルハン君、甘噛みから闘争モードにスイッチが入り、
結局、右手の甲に、2本の傷(笑)
傷パットを貼って仕切り直し。
「もっと遊ぼう!」と言ったものの、実は自分が遊ばれているのかも。
そんなことを思いながら、苦笑い。
それが、久々の「SMILE」
気がつけばパウンドケーキは半分ほどに。
食欲も出てきたかな。
今朝も氷点下10度。
寒いけれど、ビルに阻まれて狭い空ながら、
窓から見える青い空と白い雲。
春よ来い、早く来い!