<音楽が出ます、音量に注意>
2月下旬の事、
店に入って、すぐに眼に飛び込んだ真っ赤な、「とちおとめ」
北上市の、
super「オセン」
オセンは、夕方近くになると、もう入り口から渋滞。
皆、手に手に籠じゃない。
カート買い。
みんなカートを押しては立ち止まり、上下の籠は、
みるみる、山積み。
店の巾いっぱいに、ズラリと並ぶレジ。
それぞれに並ぶ。
凄い光景。
わくわくする。
常連さんは、籠に網目の袋を敷き、買った物を入れていく。
いっぱいになると、レジの係の人は、キュッと紐を締めて籠から、
そくっと引き出すと、バックになる。
お客さんもスタッフも楽。
何とも合理的。
軍艦マーチの音楽、スタッフの掛け声、アナウンス、
購買意欲をグイグイと攻め立てる。
しかも、安くいい物ばかり。
それに、とちおとめを箱で買ったら、レジで、
「お使い物ですか?」
爺は、普通のスーパーでは聞かれた記憶が無い。
売り場のスタッフが、アナウンスと共に値下げのシールを持ち、
籠に入れた途端、ペタリと貼る。
さらに「30円」引き。
店の人達は、客の期待に応えようと眼を配る。
よく見ている。
良い物をしかも、安く並べている自負を感じた。
多い日は、魚だけでも200種をこえるという。
花、野菜、果物から肉、魚を見てレジに向かうと、
焼きたての「コロッケ」「チキンカツ」など惣菜のいい匂い。
また足が止まる。
見た目から、美味そう。
ついつい手に取る。
買い物を終えて車の中で味見。
我慢できない。
A品とあり、普通に買うより、かなり安いのに、甘く美味しい。
なかなかの糖度。
「ただ今、ナポリタン、出来ました!」
の声に惹かれた。
まだ温かい。
これも、美味い。
トンカツも美味しく、チキンカツには、むしゃぶりついた。
コロッケは、昔の肉屋さんの味。
美味しい!
続けざまに、もう1個。
家に帰って、ちよっとびっくり。
プラスチックのケースが厚く丈夫。
皿を3枚重ねて置いたがビクともしない。
これだと、重ねても潰れにくい。
ビニール袋も厚めで輪ゴムも、しっかりしている。
今夜は、
「super オセンの惣菜ディナー」
すでに色々と食べて来た。
デザートは、
スゥイーツと言ってもいい、とちおとめを山盛り。
superおせんは、魅力的だ。
湯田の温泉街の店も大盛況らしい。
2店ともに、県外ナンバーも続々と訪れ、買い込んでいく。
連日の大盛況、奇跡のローカルスーパーと言われているらしい。
客に、寄り添う商売。
だから買い物が楽しくなる。
おせんの方針は、「いい物を安く消費者に提供したい」
簡単そうで最も難しい事なのでは。
商売とは何だろう?
次は、いつ行こうかと考えている。
そして、人に教えたくなる。