昨日、8月29日に、ちょっと長松院に墓参りした。
その帰り、たまたま盛岡八幡宮を通りかかった。
もうすぐ9月だ。例大祭が近い。
八幡の通りでは、番屋の前で山車が製作中で太鼓などの練習も始まっている。
今年、食いしん爺が力を入れて見ようと思っているのが「流鏑馬」だ。
明日台風が直撃するとは思えない空。
そんな中、お墓参りに行った。
お盆にも来たが、帰省してきた人がいたので、まずはお墓参り。
その帰り、盛岡八幡宮を通りかかると登りが沢山立っていた。
例大祭が近い。
1681年、南部家が造営した盛岡八幡宮。完成した年に祭典が始まった。
例大祭の神事の一つが流鏑馬だ。
馬上から蹄の音も高らかに3つの的を目がけて矢が放たれる。
今年は、じっくり見たいと思っている。
どうしても山車の運行に目が行ってしまい、いつもじっくり見ていない。
中津川河原で馬や弓、射る人が祓い清められ、
八幡宮に向かい馬入れの儀式が行われ、いよいよ本儀となる。
沿道から見るとまる、で木々の中に、江戸時代の兵が戦に備え、
潜んでいる様だ。
八幡界隈の人は、流鏑馬の的を店に置いている。
爺も、あちこちで見ている。
本当に八幡宮の四季折々の行事と共に、生活していると思う。
街の人は、催事の度に色々な役割を担う。
そんな街だからコミュニティの基盤があるのだろう。
しかし、高齢化の波は思っていたより激しく、深刻な問題となっている。
とににかく、子供達を見るより、猫の方が多いのではないだろうか。
そんな中で、店に置かれた的を見つけるとほっとする。
しかし、訳の分からないコースで台風が観測史上初の東北に上陸する。
なんと海から直撃だ。
昨日とうって変わっり、空が鉛色になり、雲が不気味に早い。
何事もなく過ぎ去って欲しい。
この心配が、無用になりますように。
盛岡を直撃しそうな勢いだ。
爺も、車のガソリンを満タンにして懐中電灯の電池を確認。
風呂に水を溜めた。水もペットを数本用意した。
東日本大震災で学んだのは、停電で無力になることだった。
防災とは、予想していない事が起きた時に、どう冷静に災害が去るまで過ごせるかだと考えている。
近頃、美味しさを学んだドライフルーツもある。
いざという時に、ちょっと美味しい物が口に入るだけで元気が出ることがある。
とにかく、被害を被る人達がでないことを祈る。