※ とても残念なことに、6月30日をもって閉店しました。
いつもだと大連休が終わり一息ついて盛岡の一番いい季節。それを狙って久し振り
に帰 省した人をランチに誘った。ここ一年前ぐらいにできた店にしようと思った。
ランチの場所は「花柚」。
盛岡の河南、南大通りに面した一角にある。
あの、消えゆく「盛岡バスセンター」の近くの盛岡の新グルメ「花柚・土鍋御飯」
三人で別々の土鍋御飯を頼んだ。なるほど三人だと三種の味が楽しめる。一人か二人
が多い食いしん爺には、これでもちょっとした発見。
先付。
う~ん、美味しいと三人の笑顔。
続いて、鯵とタラの芽の揚げ。
そうそう、これこれ。
あさり御飯。
その日の主役が選んだ「穴子御飯」
食いしん爺はと言えば、「ちりめん山椒」
「へえ、ここは、いつごろからオープンしたの?」
「去年の秋らしい」
「前に来たときは、何を食べたの?」
「ちりめん山椒の御飯」
「ほら、やっぱり~」と二人のお客は笑う。
どうも、爺は、気に入ると同じものを食べる傾向が強い。でも食べたいのだ。
土鍋は、たくのに時間がかかるがお米の芯まで炊けることなど、前に主人から聞いた
ことをそのまま説明。
「美味しい。帰って来てみて、ご飯って美味しいとしみじみ思うなあ~」と話し出した。
一度に、おぜんか何かにのっかって一気に出てくるのもいいが、炊けるのを待ちなが
ら盛岡の思い出を語り、出された料理を味わう。そこもいいと言っていた。
なるほど、少しずつ食べながら、炊けるのを待つ。 美味しい料理に話も弾む。
「おもてなし」には、うってつけかもしれない。
大切にしかもスピーディーに茶碗にもる。写メを撮らないときは、もっと適当なのです
が、やはり意識して。我ながら美味しそうなもりかた。
デザート。
わらびもち。美味しかった。
「盛岡は、ほんといいお店が、沢山あると思う。少しずつ変わっているけど・・・・それか
ら盛岡冷麺の「ぴょんぴょん舎」「福田パン」なんて向こうでも凄い人気だよ」
なるほどと思う。
それに考えてみれば、和洋中と色々な店があるし、なんといっても「麺」のバリェーショ
ン」は凄いものがある。盛岡の食文化は、素晴らしいのだ。誇れるものは沢山ある。
自分も東京に行っては食べまくっているが、帰ってくると2、3日後には、冷麺と焼肉が
食べたくなり、蕎麦、ラーメンに舌鼓をうっているではないか。
やはり、もっと「盛岡の食文化」を徹底的に再発見してみよう。
「次は、どこでおちゃします?」
「近くに、いなだ珈琲舎があるんです。一年ぐらい前に開店した店なんです。」
と食いしん爺は答えた。
久し振りの帰省・おもてなし編 <続く>