※ とても残念なことに、6月30日をもって閉店しました。
ゆっくり起きた。
カーテンを開けると陽射しが眩しい。
伸びと欠伸、続いて溜息が一つ。
今日はランチ以外、特に予定がない。久し振りにゆっくりしよう。
あれ!
もうすぐ正午。急いで支度。
今日のランチは、南大通り。爺としては勝手に「盛岡の新グルメ」と思っている
「土鍋御飯」の「花柚」で。
そうしたら、「たけのこご飯」があった。
ミーさんは、「たけのこご飯」
なるほど、細く千切りみたいにして混ぜてある。
美味しそうだ!
旬のものは、いい。
「サクサク、いい歯ごたえ。美味しい」とミーさん。
爺は、心の中で「その、歯ごたえを共有させてくれ!」
時々頷き、無言で食べている。
たけのこご飯の小鉢にも。おいしそうな姿で・・・・
来た、来た。爺の目の前にも春が来た。
山菜の帝王と爺が呼んでいる「コシアブラ」
今年、初めて。
少し湯通ししてありました。
いつも美味しい小鉢付き。食べているうちに炊きあがる。
続いて「菜の花」
続々と春を味わう。
行者ニンニクとオクラの天ぷら。
なんで行者ニンニクと言うのかな?
しかし、数年前までコシアブラが10mを超える樹になるものだとは知らなかった。
新芽を食べるのだ。
行者ニンニクにいたっては、発芽してから葉が数年もたった1枚のままで、その後に
やっと2枚になるということだ。
自然では繁殖力が弱く、似た毒草もあるそうだ。見分けの決め手はニンニク臭だ
そうだ。
気軽に食べていたが、知った時には驚いた。
かたや今では、ネットでオークション的に販売されていたりする。
行者が食べると滋養がつきすぎ修行にならないので禁じられていたが、隠れて
食べていたとか。ネットで調べたことがある。
「しかし、山菜もそうとう時期が早くなっているんでしょうね。だとしたら植物から
動物まで影響がありますよね、きっと」とミーさん。
2人で話していて、動物の繁殖期にも影響が及ぶのではないか? ということになり、
色々な形で知らないうちに人間の日常にもなにかしら、影響があるんじゃないか?
などと、久し振りに環境的な話題になってきた。
「お待たせいたしました」と店の人が運んできた。
この一言で見事に話は「美味しい」に戻った。
いよいよ、本日のメイン。
釜揚げ生シラスの土鍋御飯!!
旨い!!美味しい!!
盛岡食いしん゛爺、感激。
あきたこまちとバッチリ。
デザートは抹茶のムース。
やるなあ~
地球環境の話は後日になった。
続きは、次の楽しみとしよう。
コシアブラの丁度いい苦味の天ぷらと辛口の日本酒で一杯やりながら。
きっと暖冬もあり、温暖化などの影響が「山菜」「きのこ」などの採れる時期や
場所にも影響が出ているのかもしれない。
ルハン君とたっぷり時間があるから遊ぶことに・・・・と思うものの、
どうも、お昼寝の誘惑に駆られている。これも不順な気候のせいかもしれない。(笑)