時々、ランチタイムに食べたくなるものの一つが、

  盛岡が全国に誇るソウルフードの「焼肉&冷麺」

  4月の初旬。

  ランチをしに盛岡は前潟の「ぴょんぴょん舎」に行ってみた。

  盛岡に、「焼肉&冷麺」の店は、30件以上あると思う。

  各店がそれぞれの味を出し楽しませてくれる。

  「盛岡冷麺」としてメニューに載せている店は、各県に広がっているようだ。

 

  そんな中、あらためて、まず「ぴょんぴょん舎前潟店」に行ってみた。

 

 

   

 

     もう、何年、何十年になるかなあ~

     スキーブームがやや下火になっても爺は、雫石スキー場で二基のゴンドラで

    滑るだけ滑り修業した。

     その帰りに、元気回復のため、ここで夕飯を食べた。当時はスキーウェアで

    食べたものだ。今は、見かけないが・・・・

 

 

  

 

 

 

 

 

   ドアを開けた途端に胃壁がざわめく。

 

 

      今日はランチ。冷麺とセットになっている。

 

 

    旨い!

    前潟店だけなのか、面が細くなった気がする。

    それが、スープとよく絡む。

 

    盛岡冷麺は、昭和29年に盛岡の「食道園」で朝鮮半島に伝わる二つの冷麺を

   融合させて創作されたものだそうだ。

    そう言われれば、東京で食べた「平壌冷麺」は、殆ど透き通ってあっさりしたスープ

   でカネのボールの様な器とカネの箸で食べた記憶がある。そば粉の代わりに小麦粉で

   作られているということだ。

    盛岡独自の冷麺。

    色々な人達の工夫と努力の上に出来上がったのだ。

    今や、盛岡の人は、冷麺と焼肉はセットだ。焼肉の仕上げに冷麺を食べる。

    北緯40度の平壌と盛岡。

    昔、北緯40度には薔薇が綺麗によく育つと聞いたことがある。

    ひょっとしたら、美味しい物も多いのかもしれない。地元の素材を使った盛岡の

   ソウルフード「盛岡冷麺」はね今や全国に誇るグルメなのだと思う。

    

    

 

 

     素晴らしいのど越し。

 

  

 

    豚肉です。いい色。

 

 

       健康を考えてレバーを追加。 

 

 

 

 

 

      美味しい香りが、食欲をそそる。

 

 

 

    ランチについてきたナムル。

 

 

    別に、うるいのナムルを頼んだ。

    春のナムルを食べる。

 

 

    スープはほー、殆ど飲んだ。

 

 

    

    さて、三日後のランチは、「肉の米内」へ!

    不確かな記憶では、三十年前から来ている。

    数年前までは、ランチにもよく来た。

    今、修学旅行シーズンには、中学生たちで混み、春から秋までは観光客で

   混雑している。

    創業明治32年という歴史は、肉を研究してきたからこその歴史だと思う。あちこちに

   あった肉屋さんは消えた中での存在感だ。相当な努力があったのだと爺は思う。

    ごまを振りかけられているのも、この盛岡界隈ならではだと思う。

    ジャガイモからのでんぷんを使用した麺をもとに土地の物と融合せさて盛岡冷麺の

   原点ができていったということです。

    盛岡独自の形を得た冷麺に拍手!

 

    爺は、盛岡冷麺の成り立ちについて詳しくは、まだ分からないが、蕎麦も好きで

   ラーメンも好きだ。そういう人が盛岡には沢山いる。

    そもそも麺好きの風土が、盛岡冷麺を支えてきたのだと思う。

 

 

 

 

 

 

   一緒に行った人は、ランチメニューでカルビー定食をオーダーし、爺は、冷麺とレバー

  とタン塩を頼んだ。  

 

 

     久々の米内の冷麺。

     麺が短くなったみたいだ。

 

 

     コクがあって旨い!

 

 

 

 

    爺には、ここのやや「酢っぱ味」が効いた感じのスープも好きだ。

    やはり、飲み干してしまいそうだ。

 

 

     見事な艶のレバー。

 

 

     肉屋さんだけに、肉を知り尽くした感じで皿にのってくる。

     見ているだけで旨そうだ。

 

 

     カルビには、秘伝のタレでしっかり味がついている。

 

 

     焼き上がるのが待ち遠しい。

 

 

   塩タンは、口の中でポクポクって感じ。

 

 

     爺は、しっかりと焼く。

 

 

    レバーもホクホクとして臭みがない。

 

 

    モヤシのナムルは定食についてくる。

    このモヤシも、シャキシャキしている。

 

 

    カルビ定食には、卵がついてきて

    「お好みですが、すき焼き風にどうぞ」と言われる。

 

 

     肉の米内は 「焼肉レストラン」勿論、肉屋さんと弁当も販売している。

 

 

  

 

     「ぴょんぴょん舎」は東京に進出し、盛岡冷麺をさらに発信している。

     「肉の米内」には、修学旅行の中学生が賑やかに食べている。成長し、また盛岡

    を訪れた時に記憶に残っていることだろう。

     

     盛岡の沢山の店のそれぞれの工夫が、ますますソウルフードとして美味しくなり

    「盛岡冷麺」が全国に広がっていくのだろう。

 

     I LOVE 盛岡冷麺!