今夜は、「SABО(サボ)」で、
「日替わりパスタ」をオーダーすることにした。
美味しい~!!!
「海老のペペロンチーノ!」
海老は、ご覧のとおり!
味わいながら噛むと、歯がスゥーッと入ってプリンと二つに割れた。
顔がほころんでしまう。
幸せな時間の始まり・・・・
いつも黒板に、「日替わりパスタ」と「今週のコーヒー」が書いてあります。
今夜は、三人で来た。一人は、サボのファン。
「あれ~スプーンとフォークに模様が入ってる。どうしてかな?」
まだ、爺は、聞いていないが、
何か理由があると思っている。
「SABО(サボ)」の名前の由来を聞いたのは、二年ぐらいしてからだったと思う。
「店を開店するときにですね、友達や皆に仲間にオレのイメージを聞いてで名前にしようと
思ったんですよ。そしたら、「サボってる感じ」ってみんなが言うんですよ」
「それで、サボルのSABОなの? フランス語かイタリア語なのかと思ってた」と向かいの
席の二人は、そろって顎を上げて笑った。
店の中は、手作り感が溢れている。
マスターは、きっと造りながら、楽しくってしょうがなかったんだろう。
仲間やお客さんをリラックスさせようと、一生懸命に考えながら、店を造っているマスターの
顔が浮かぶ。
サボは、彼にしかできない。
勿論、料理の仕込みや食材の仕入れもこだわる分、それは、とても大変だろう。でも、
SABОっている風に見える所が、彼のいいところ。
爺には、楽しい。
今宵は、タコライスもオーダーした。
「よくかき混ぜてから、食べてください」ときっぱり。
混ぜて食べる。
旨い!
実は、食いしん爺だけに、混ぜる前に個別に食べてみた。一つ一つが美味しかった。
だから、美味しいに決まっているわけだ。
今日の「ミニサラダ」
いつも、少しずつ違っていて柿のソースが出たりする時も。
季節を味わえる。
でも、「あれっ? これは、なんですか?」と聞くこと。きちんと分かりやすく説明してくれます。
でも、一人なので忙しい時は、別です。(笑)
ピザは、「ぺパロニ」 生サラミのピザ。
口の中でサラミがやわらかく溶ける感覚!
「サラミってこんなに、美味しいものだったかなぁ~」
と爺は、サラミを楽しむ。
香りも、よくある固いサラミとは違う。
あれは、保存食として作られているので固いらしい。なるほど。

この、半透明のカップは、アメリカの「ファイヤーキング」
1940年代~1980年代に盛んに造られた耐熱ミルクガラスというもの。
マスターの趣味も兼ねてビンテージものばかり、沢山店の中にも並んでいる。
ビンテージで、だいたい50年ものということだ。
本当に徹底して好きなものでサボが出来ているんだなあ~
「耐熱性とはいえ、店で使う場合は、熱いお湯を入れて確認してから出してます」
彼には、全く「サボ」のかけらもない。
店の中の、椅子もテーブルもみんな、それぞれ違う。
まるで、色んな仲間やお客さんがいるみたいです。
それなのに、一つの空間として調和し、落ち着いている。
その空気感を創るのは、やはり、一生懸命でもSABОに見えるマスターです。
農家さんなど作り手の思いを見聞きし、彼は、食べ方の提案をする。
きっと、眠い目をこすりながら頑張る人なんだろうなあ~
今日も、心身共に満腹です。
一緒に行った人達が口を揃えて、
「美味しいって幸せだなあ~」 外に出るなり、伸びをしつつ話していました。
場所は、バイパスから県営運動公園の北の端の通りを西へ。
回転ずしの釜石ごん太さんの西側を左へ入って、ちょっと。
後は、すいません。調べてみてください。
ゆっくり、身体に優しいパスタとピザなど食べたい人には、うってつけです。
「SABО」は、マスターとお客で創られるんだなあ~」
<その3に続きます>