~すでに、多くのファンがいる松本りんご園さんの「mi cafe」にて~
店に入るなり 「アップルパイとそれから・・・・」と言うと、
「ごめんなさい、完売です。すいません」とオーナーの松本さん。
そして続きがありました。
「でも、今、バレンタイン限定企画の小さなアップルパイがありますが」
当然、オーダー!
運ばれてきたのが、次の写メ。いやあ、さすがです。
「バレンタイン限定企画・薔薇のアップルパイ」 ヒャッホー、ビックリポン!
テーブルに見事な薔薇の花が咲きました。
てっきり、まだ休んでいるのかと勝手に思い込んでいたら、すでに
開けているとの朗報! どうも、近頃の爺は、情報に疎いのです。
まだまだ、真冬の2月11日なのに、この空、陽射し、もう小春日和?
開店していました! 久々の青空おまけに風も無い。
樹齢80年と言われる木です。
今年も元気です。秋には林檎が鈴なりでしょう。
店内に入った時は、3時頃で満席。待つのが嫌いなのに、
帰る頃には陽も傾き、さすがに人影もまはバラ。シャッターチャンス!
~そして~ これが感激の「薔薇のアップルパイ」です!
一瞬、食べるのもったいない!と思ったのもつかの間、一口でパクリ。
ほう~旨い。もう1個食べようかなぁ・・・・
小さな薔薇は、あっさりめに作っているなあ~ それがまた、いいですね。
ほんとは、お茶のつもりで来たものの、周りを見てたら、小腹が・・・・
・・・つい、フォカッチャまでオーダー
野田産の昆布、手作りのベーコンなどといただきます。
ほ~らこのとおり、ホカ ホカっちゃ(爺のダジャレは最近ヒットしません)
4種類の味を楽しめるという、この憎いほどの配慮。
「ぴんくのりんごジュース」
なぜ、ピンクか? 秘密はスタッフに聞いてとメニューに書いてあります。
秘密のままにしておきます。
カフェの中に斜めに深く陽光が差し込んでグラスも綺麗に輝きます。
珍しい国産の紅茶も。
香りが独特! いい感じで飲みやすいなあ~
カフェの暖房は、ペレットストーブ、これは燃料に薪も使える優れもの。
お湯や、調理にも使える素晴らしいものです。
ストーブを「ようよう」使いこなしてますなあ~
「このペレットストーブは、ほんとに便利で、ほら・・・・」
なんと、銀紙に包まれたのは「焼き林檎」 食べてみたい!
玄関の冷えたところに置いてある。「フジ」 袋に目いっぱい詰めて500円。
どうして斜めに並べているのですかね?
「これは、けっこう昔からある並べ方みたいですね、何と言っても運ぶときに
荷崩れしにくいんです」 なるほどねー
帰り道、駐車場までの丘を下るのも楽しみの一つ。 「あれ?」
小さな一本の草。周りの雪を溶かしてる。丘の辺りの小鳥も賑やかでした。
なんだか、このまま春が来そうな気配。
さて、家に帰って、直ぐ試食。
美味しい! いったんできた蜜が、果肉に広がり甘くなるのだそうな。
あまあーい林檎です。試食のつもりが、結局、1個食べきった。
9年目を迎えた、松本りんご園「mi cafa」
少し、感慨深げにオーナーは言いました。
「色々と何とか、りんご園を良い方向に持って行くには、どうしたらいいか、
加工とか色々と考えた結果です。調理してお客様に直接、食べて頂く
ところまでやってみようと」
精魂込めて育てた林檎を大切に、使い方を考える。
農業の6次産業化などと言うより、家族が手間をかけた可愛い林檎を
お客様の口に届ける。
大切に手間をかけたからこそ、「さらに美味しく」のアイディアは、次々と。
そして、食べた人の「美味しい」の笑顔がオーナーの目の前に、
勿論、知っている方も沢山いますが、あらためて「mi cafe」を味わいました。
この林檎の丘を発見して3年。色々な事、満載で書ききれない。(笑)
小春日和の美味しい時間。
おかげさまで幸福な1日になりました。
盛岡など、この丘のカフェを支持する多くの人達がいることも凄いこと。
なにか、色々なものを考える「きっかけ」が、ここにあるのかも?
やっぱり、まるごと 「I LOVE 盛岡!」