夜も更けかかり、帰り道の車の気温は氷点下3度。
明日の朝も確実に冷えるだろう。
さすがに大寒の候 (爺臭いですね)
家に帰って温まると
「そうだ、食べ比べの日なのだ。主役は、きんつばです」
「金沢の名店 中田屋」のきんつばがこれ!」
中を開けました。
「盛岡代表 丸基屋のきんつばがこちら!」
開けました。
さて、丸基屋さんから「いただきます」
う~ん・・・ 旨い!
さて、心して金沢は、中田屋さん。
美味しいなあ~
さて、食いしん爺の感想はと言いますと。
金沢の中田屋さんのきんつばは、美味しい。
バランスのとれた甘味、塩を活かして上品な仕上がりのお菓子だと思う。
小豆のつぶつぶが口の中で分かる。
ツルツルの上品な小豆。
盛岡は河南の丸基屋さんの方は、
北国、みちのくの銘菓、甘さを限界まで抑えて
小豆から滲み出てくる甘さで味わう。
もちろん、しっとりとして、小豆のつぶつぶが心地いい。
昨日、丸基屋さんに和菓子を覗きに行った。
「ご主人、金沢の中田屋さんのきんつば、家にあるんだよ、今晩、きんつばを
食べ比べてみようっと」
「そんな、やめてくださいよ」 と笑う。自身ありとみた。
「私も、食べたことありますから、さすが金沢、おいしいですね」
ちゃんと敵を絶賛する。
「じゃあ、食べたらレポートしますね」
「いゃあ、まいったなあ~」
結論は、それぞれの風土に育まれた昭和初期からの味だ。
ワインと同じに、お菓子もその土地の気候や文化の表現かな~
深いなあ~
金沢の百万石の豪華さも好きで、よく行きます。
しかし、盛岡もいい、特に紺屋町、肴町、八幡、鉈屋町などなど
きんつば対決で 盛岡の「これいい!」を感じた寒い夜でした。