阿麥從軍 Fighting for Love 全36話
阿麥從軍は、日本語では主人公阿麥が従軍するですが、英語タイトルの愛のために戦うは客寄せのようなタイトルのつけ方で内容はちょっと違うかな。
原作は、同名の小説です。
女性でありながら男装して従軍して敵と戦い成長、男女の出会いと別れを描く作品です。
これは謳い文句で、なんか安っぽい恋愛劇になってないかと思ってしまいました。
阿麥從軍の題名からもっと阿麥の軍人としての成長を描くのかと期待していたのに。。。
あの「太子妃の張天愛」(太子妃升職記の主役の張天愛)が阿麥を演じているのですから、ちょっと期待しすぎたかな。
主人公たち
阿麥(張天愛)
これは酷いのでもう1枚
次のが一番カッコよく見えます
阿麥と名乗っていますが本当は南夏国 靖国公韓懐成の娘韓麥穂です。
子供の頃に幼馴染の陳起の裏切りによって父母は殺されてしまいます。
その後どう生きたのか分かりませんが成長して、盛都の貧民窟に身を寄せ、市場で「仙人跳」という詐欺を行い、高官貴族から金を騙し取って生計を立てていました。
親の仇である陳起の情報を追い駆けて都から北の方にある銀堡城に向かうと途中で商易之と出会い助けたり助けられたりですが、この時はそれ其れの行き先に別れて行きます。
阿麥は銀堡城で陳起が北漠にいることを知りました。しかし、北漠の常鈺青将軍に狙われていたところを唐紹義校尉に誤解され牢に入れられます。
常鈺青将軍が銀堡城を攻めたため、牢に捕まっている人間に対しても兵士としての希望者を募り阿麥は最初に名乗りを挙げて従軍することになります。
しかし銀堡城は常鈺青将軍に占領され、阿麥は青州守将の商易之に北漠が攻めてきたことを知らせに、唐紹義校尉は、豫州に知らせに行くために別れます。
阿麥は青州に行く途中、北漠軍から逃げ、皇帝の刺客から逃げている商易之を助けて以後行動を共にすることになります。
商易之(張昊唯)
定南侯の息子ですが実子ではなく本名齊渙と言い、父は前の皇太子齊顯であると定南侯の死の間際に明かされます。
つまり順当にいけば、彼の父が皇帝になり彼は皇太子になっていたはずです。
性格は温厚なお坊ちゃま、最後には全く変わって非常な皇帝
彼の母親定南侯夫人は、長公主であり皇帝の妹にあたります。このこともあり、定南侯の葬儀に皇帝もやって来て、商易之の今後について長公主と話し青州守将となり、すぐに旅立ちます。
皇帝は、次期皇帝の不確定要素になるので排除のために刺客を青州に向かわせます。
青州に行く途中で阿麥と知り合います。
漸く青州に入り頼みとする徐靜(定南侯の手配した軍師)に会いに行き、更に城守府で頼みとなる梁紹と魏鵬将軍に会いに行きますが、両将軍は他の任地に移動になっていました。
彼は青州から逃げ出そうとするのですが、鉱山のようなところに軟禁されます。
阿麥は、軟禁されている商易之を助けようとしますが失敗し、最後は徐靜と商易之部下穆白が梁紹と魏鵬将軍を呼び戻し救出されます。
これで阿麥を好きになった商易之なのでした。
齊景(尹鑄勝)
皇帝ですが、なんか狂気じみた感じの役柄です。
ドラマ内では説明はありませんが、見るからに商易之の父である前の皇太子を亡き者にして自身が皇帝になったことがプンプン匂います。
彼には、二人の息子がおり、太子齊涇と二皇子康王の齊泯(泯は消えると言う意味、名前で役柄が分かる。。。)です。
太子も康王も帝位につくために兵権を欲しており、太子は商易之の兵権を狙っていて色々画策しますし、康王は太子を追い落とすために色々画策します。
皇帝は、そんな二人よりも太子の息子である齊煜を可愛がっています。
実は、齊煜が太子の実子では無い事をネタに康王は太子を追い落とそうとしますが、太子は自害しその秘密を守ります。
長公主(楊童舒)
定南侯夫人、皇帝の妹、商易之の母親(養母)です。
最初は皇帝から商易之を守ろうとします。
しかし、太子が自害したのち皇帝は齊煜を守るために商易之の身分を公開して齊渙(商易之の本名)に帝位を譲ると彼女に告げます。
林相の娘林則柔を商易之の正妻にして、商易之を次の皇帝に就けようと林相と共謀します。
商易之は、阿麥以外は娶らないと撥ねつけるのですが。。。
林相(王永泉)
彼の行動動機は全て林家の永遠の繫栄であり、最終目的は彼の子孫を皇位につけて南夏国を林家のものにすることです。
このドラマでの私利私欲に走る政治悪の権化と言う役どころです。
阿麥の仇
阿麥は、父親の仇陳起を追い駆けるうちに陳起を操ったのは林相であることを知り、林相の後ろには皇帝がいることを知ります。
しかし皇帝がなぜ韓懐成を殺す必要があったのか謎です?
この謎は最終話に明かされます。
即位する齊渙(商易之)
太子亡きあと、皇帝は康王には皇位は譲らないと告げます。彼はすべて長公主が画策したと思い彼女を誘拐します。
商易之が旧首都の為に康王と対峙する中で長公主は康王を煽って、いわば自身から死を迎えに行ったように康王に刺されてしまい、商易之もまた康王を刺し殺します。
長公主は、今わの際に「大事な人を守りたければ皇帝に成りなさい、分かったかい」と言い残して逝ってしまいます。
皇帝は商易之と阿麥を呼び出して一人ずつと話します。
商易之には、齊渙の生存と皇帝即位を天下に公布するように林相に勅令を出した。
阿麥は自身は盛国公の娘の韓麥穂であると告げ、なぜ盛国公を殺したかを皇帝に問います。
彼はそれに答えず、天下には私を殺したいと思うものは無数にいるが誰も私を殺せない。私を殺せるのは私自身だけだと言って毒酒を飲み自害します。
林相は、追い打ちをかけるように阿麥を敵国を通じたと言う容疑で牢につなぎ、皇帝に即位した日に娘林則柔との結婚も行うよう商易之に迫ります。
徐靜(軍師)は、皇帝になれば阿麥に恩赦を与える事が出来ると告げ、商易之これを受け入れるのでした。
そして阿麥は、解放されます。
決別する二人
皇帝となった齊渙(商易之)は、阿麥を貴妃として後宮に入れますが、彼女は性に合わないから後宮から出て行くと告げます。
皇帝に如何したら君を引き留められると聞かれて、傷だらけの背中を見せて私はこの世界で生きてきた。韓麥穂が居るべきところに行くと言い宮殿を後にします。
林相は、皇帝に圧力をかけるため、前皇太子の息子齊煜を誘拐しますが、阿麥に助け出されます。
朝廷の官僚が、皇帝の言う事を無視しますが。皇帝に斬首にされます。
ついには謀反を起こし皇帝を亡き者にしようとするのですが、逆に阿麥達に取り押さえられます。
牢に入れられた林相は、死ぬ前に阿麥を呼び皇帝は北漠軍と裏で通じていると言うのです。
そのころ北漠の陳起は南夏に攻め入ります。
朝廷は、貴妃に元帥として出陣することを奏上し、兵権を受け取った麥帥に対して、皇帝は既に淮南軍から精鋭部隊を派遣していることを告げます。
北漠軍が麥帥達の軍に迫ってきますが、淮南軍から援軍が来ません。このため、唐紹義は戦死してしまいます。
麥帥は、盛都に戻り皇帝に詰め寄ります、どうして援軍を送らなかったと。
皇帝は真相を語りますが、麥帥はそれに激怒して、私は鎮北軍を率いて靖陽関を守る、川を境に北には入って来るな、私も永遠に盛都に戻らない。
鎮北軍は勅など聞かない、もう二度と会う事は無いと言い残して去って行きます。
靖陽関に戻り平和が戻ったところで阿麥は一人で何処へかと旅立っていきます。
皇帝の語った真相には、あきれ果てました。
何それ、なんか言ってるけどすべて自身の保身の為じゃない。。。
阿麥は従軍して成長するのではなく、最初から十分成長してます。成長の話ではなく、政治権力争いの話になっています。
それでも阿麥が激怒するシーンはジーンと来ます。
ネットで《阿麥從軍》ではなくて《商易之傳》にした方が良いと書かれてました。同意です。。。
1月、2月のドラマの視聴が進まない
要久久愛
第4話の途中で止まった状態。内容的には良いのかもしれませんが、気分が乗らない。
大唐狄公案
第2話で止まった状態。どうも捜査ドラマは気分が乗らない、多分ドロップ。
南來北往
第5話で止まった状態。初々しい金晨が見れたからもういいかな。。。
煙火人家
第2話で止まった状態。祖母、母、娘の三世代の女性たちのお話。ドロップ。
大理寺少卿游
第2話で止まってますが、もう少し経過観察するかも。
獵冰
第1話で止まってます。主演女優が、ファーウェイ創業者任正非の娘と言う別の意味で話題作。
しばらく、ブログ書くネタがないかも知れません。