雲之羽 MY JOURNEY TO YOU 全24話

 

タイトルの雲の羽とは何を比喩しているのでしょうかね。英語のあなたへの旅と合わせれば、雲の羽で貴方の所へ飛んでいきますでしょうか?

「でもなー内容とマッチしてないよな」と思います。

 

えーと古装劇ですが、内容は暗殺集団 無鋒と対立する組織 宮門との抗争を描いた、武侠劇になります。

一人愛情を信じている人がいますが、嘘と陰謀で成り立っているような劇の内容です。愛情劇を期待される方は見なくても良いです。

 

 

全24話だからすぐ見終わると思っていたら、1話が1時間あり、通常の1話45分のドラマにしたら32話分の量です。

 

映像の作りが映画のような暗めの画面、表現がサスペンスドラマ風、意味深な顔と目線、誰もが嘘つきのように見える。。。

 

目新しいタッチの作りをしたドラマに仕上がっています。

 

えーこのドラマの中国語も強敵です。とくに、話が見えない状況でドラマを見ているとつい右から左に音だけが流れて頭の中で止まってくれません。タフですこのドラマ。

 

 

雲之羽の世界観

この世界では、宮門と無鋒が対立しています。なぜ対立しているかの説明はありません。

 

 

行き成り見ると難しいのでドラマの世界観を示します。

無鋒 暗殺者集団

 管理者と実行部隊に別れていて、

 管理者は寒鴉と呼ばれて実行部隊に具体的な指示を出します。

 実行部隊は、魑・魅・魍・魎の4レベルに別れていて魑が一番下、魎が一番上のレベル。

 このドラマでは魎は誰も出てきませんし本当に居るかどうか分からないと言う設定です。

 

宮門 商業複合体

 前山と後山に別れていて全てを統括するのが、執刀と呼ばれる人になります。

 前山は、商宮・角宮・徵宮・羽宮に別れていて各宮に責任者がいます

 後山は、風宮・花宮・月宮・雪宮に別れていて各宮の責任者が長老となり、執刀を補佐します。

 今は風宮は無く、雪宮・月宮・花宮で行われる各々の試練を乗り越えた者が執刀になる資格を有します。

 

 

主人公たち

 

雲為衫(虞書欣)

 

宮門では、長男の嫁選びの式典が行われる予定です。無鋒は、この機会に嫁候補に成りすました無鋒の女を送り込み長男の嫁にして宮門の情報を取ろうと企てています。

 

そこで選ばれたのが、雲為衫となります。彼女は魑のレベルになります。

 

 

 

宮子羽(張凌赫)

 

宮家の四男でこのドラマの中で愛を信じているまっとうな人間はです。でも嘘はつきますよ。

雲為衫を常に信じ続けます。報われるのかな彼は。。。

 

 

宮尚角(丞磊)

 

宮家の次男になります。武術・頭脳共に優秀で宮子羽と対立する役になりますが、宮門を考えての対立であり、いわゆる悪者ではありません。でもきっと悪者に見えます。

 

 

上官淺(盧昱曉)

 

長男の嫁選びのに参加した娘、実は彼女も雲為衫と同じく無鋒の人間で、雲為衫よりもレベルの上の魅になりますが、雲為衫とは異なる目的のために送り込まれています。

 

 

宮遠徵(田嘉瑞)

 

宮尚角の弟になりますが、本当の兄弟と言うわけではなく子供の頃に拾われた感じになるのでなんでも宮尚角のブラコンです。薬草と毒薬、それに暗器の専門家です。

 

 

 

宮紫商(金靖)

 

宮家の大小姐ですが、彼女は良い味を出している役者です。特にコミカルなタッチで上半身を動かし表情も多彩です。

常に金繁に付き纏います、暗いタッチの中でコミカルな彼女が一服の清涼感さえ感じさせてくれます。

 

 

金繁(孫晨竣)

 

宮子羽の護衛で武術の腕も相当の者です。大小姐に付き纏われて、直接口には出せず困った表情を見せてくれます。

 

 

 

宮喚羽(紀凌塵)

 

宮家の長男少主です。とんだ食わせ物です。でも彼には彼何の考えがあり、多数の者と一致しないだけですかね。

 

 

 

雲之羽の物語

無鋒刺客の雲為衫は、寒鴉の寒鴉肆から、敵対する宮門に花嫁候補として潜入して、花嫁となって宮門の情報を取集できれば、その後は無鋒とは関係なく”自由”に生きていいと言われ花嫁候補として潜入します。

 

この時、花嫁候補として潜入したのは彼女以外に上官淺鄭南衣の2人がいます。

無鋒は、鄭南衣を捨て駒にして、雲為衫上官淺を潜入させることに成功します。

 

しかしながら目標であった、宮喚羽(宮家少主)と執刀の宮鴻羽は、殺されてしまいます。

 

突然、主と跡取りを失った宮門の長老たちは、「欠席継承」の制度をもとにその時宮門内にいた宮家の四男の宮子羽を執刀に決定します。

 

新たに決まった執刀宮子羽が花嫁候補の中から雲為衫を選び、宮尚角(宮家の次男)は上官淺を選びます。

 

宮尚角は、次男であり本来ならば彼が執刀のはずですが、父と兄が死んだ日は外に出ており、「欠席継承」の対象外となってしまいました。

宮尚角は、宮子羽は執刀としての実力が無いと指摘。本来執刀になる資格として3つの試練を3か月以内に達成しなければ、自分が執刀になると長老の前で要求します。

 

ここから、宮子羽雲為衫の二人が協力して宮子羽が真の執刀として成長していく過程を描いています。

 

話が進行していく中で、昔から潜入している無鋒の刺客無名の存在がだんだんと明らかになり、また雲為衫が無鋒刺客であることが明らかになります。それでも宮子羽は、彼女のことを信頼しています。

 

彼が3つの試練を達成して執刀として雲為衫を正式な花嫁と決定しました。

 

また、死んだことになっていた宮喚羽は、生きていましたが内力と武功は無くなってしまった。

 

上官淺は、宮尚角に上手く取り入っていました。

そして、宮子羽の執刀就任式に無鋒による宮門の総攻撃を計画して無鋒内での手筈が整えられていました。

 

 

事前に無鋒の動きを察知していた宮子羽宮尚角は、雲為衫が無鋒刺客であることが明らかになった時から裏では協力して無鋒の総攻撃に準備をしており、攻撃者たちを倒すこに成功しました。

 

無鋒は、総攻撃で宮門の後山の花宮に保管されている「無量流火」の資料を狙っていました。

これは、事前に後山の雪宮内の「寒冰蓮池」に箱に入れて沈められていました。

 

しかし確認すると箱の中から無くなっていました。じつは、父親と意見の対立から父親を殺し、自分も死んだふりをしていた宮喚羽が盗み出し、上官淺に渡したことが分かりました。

上官淺は、「無量流火」を発動させて敵討ちを行うために宮門に潜入していたのでした。

 

 

宮子羽雲為衫は、宮喚羽と対決して討ち果たし、宮尚角上官淺から「無量流火」の資料を取り戻しはしましたが、彼女を殺さずに行かせてやりました。宮尚角は。実は情に脆い人だったのですね。

 

 

これで、宮門に平和な日々が訪れることになりました。

雲為衫は、寒鴉肆からの最後の手紙を読んでいました、そこには彼女は本当に雲家の娘で実は双子だったと言うことが書かれていたのです。

 

彼女は、双子の姉妹に会ってみたいと思ったのでしょう、雲家を訪れると自分とは似ていない娘がおり、娘の視線の先には誰かは知らないが一目でわかる”無鋒”がいたのです。

 

 

宮子羽は、宮門の階段で雲為衫の帰りをずっと待っています。

最後は何か言いたそうな顔をしますがまた元の表情に戻ってそこで終わります。

 

”くー、結末自分で創造しろと言うのか!”

 

"雲為衫は帰ってこないでしょう、悲しいな宮子羽

 

難しい中国語に耐えて見たのにこの仕打ちは酷いんじゃないか!

 

 

楽しかったシーンなど貼り付けましょうか。

 

大小姐の攻撃に耐えている金繁

大小姐のあの上半身の身のこなし、表情の変化は実に素晴らしいです。

 

 

雲雀(艾米)

左から雲為衫(虞書欣)、雲雀(艾米)

 

雲為衫の義理の妹雲雀(艾米)が可愛いのです。正面からも

Captured Image: If there is any problem, please contact me

 

艾米が可愛いので調べてみたら、2008年生まれ、えー15歳ですか。

これも15歳

 

これでも本当に15歳?

 

 

”彼女の将来が楽しみだ”