久しぶりに骨太の映画を堪能した。
派手な銃撃戦も艶っぽい色事も出てこない会話主体の作品。
ドカーンバリバリはTop gunに任せて、
フランス映画のespriを楽しみに行った。
終業後何も食べずに急ぎ映画館に行ったのだが、
空腹を忘れさせるほどの作品だった。
しかし、フランスでも、ナチス時代のドイツみたいに
反ユダヤ意識はひどかったんだね。
対ユダヤ人にやってることは、ドイツでのそれと同じだわ。
というか、かの有名なシェークスピア描く強欲な
ユダヤ商人が登場するベニスの商人もそんなだから、
ユダヤ人がヨーロッパではおしなべて嫌われていたのか。
惜しむらくは名演技のユダヤ人将校は、もう少し痩せて
やつれていてほしかったなぁ
本作とは関係ないが、昔、マスター・アンド・コマンドーという
イギリス対スペイン艦隊と言えば格好良いが、お互い
海賊船みたいな帆船戦の映画もあったなぁ。
まぁまぁ面白かったが。