梅田に所用有り。特段予約せず訪問。
ランチでも、コースなら予約は可能なのだ。
で、面白いと言おうか、コースのお料理と
いわゆるランチのお料理は、もちろん内容が違うのは
当然だが、serveする速度、言い換えると前もって作った品と
order受けて盛り付けたり、作ったりの大きな違いがある。
で、初めて気づいたのだが、お水のグラスも違うのだ、
ちょっと笑いそうになったけど。
前菜
ピータンは臭み抜きに自家製甘酢に一晩漬けたらしいけど、
僕はあのアンモニア臭、好きなんやけどな。
キンカンもトマトも美味しい。煮凝りも鳥も言うまでもなく、
上品な広東料理の味付けで申し分ない。
ふかひれスープ、もちろんふかひれ自体に味が
あるわけではなく、戻し方とスープの味わいなんだが、
ここのふかひれスープは独特のものがあるね。
もちろん良い意味で。
海老と貝柱の春巻き、揚げて。
皮のパリパリ感、噛み締めてじわっと感じる味わいは
大変よろしい。
天然鯛の蒸し物。蒸し加減は良好で、
決してボソボソ感はないのだが、
ここまでの上品な味付けに比べ、どうしてこの品は
ここまで濃い味なのか。
ご飯用の味付けなんだろうとしか思えないが、
お酒の相手としては濃すぎる。
黒酢酢豚。 普通に美味。野菜も美味しい。
油通しの油切れが素晴らしい。
香港焼きそば。〆なんだが、
この濃い味は下手するとそれまでの
余韻を吹き飛ばすほど濃い味付け。
美味しくないことはないのだが、味が濃すぎる。
マンゴープリンと
お酒を飲むので、ここまで出さないでと頼んでいた
ジャスミン茶。
香港では何故か、日本人はジャスミン茶と
決めつけられているのだが、
僕は、「ボーロンチャ」とウーロン茶を頼んでいた。
飲茶の相手にはそっちでしょう(笑)