ターミナル・起終点駅
高倉健のぽっぽや(鉄道員)を思い出させる、やや陳腐な描写ながら
佐藤浩市の違った魅力を感じさせるprologue。

CGは使っていないが、古典的な合成写真の作りで(予算足らんかった?)と
心配させながらも尾野真知子の演技と美人だねぇとほれぼれさせる魅力に、
先行きが期待される出だしだった。

しかし、その尾野真知子が去った後のヒロイン役に、あえて実名出して書くが、
本田翼が出てきて、それら全てを破壊した。

なんだ、その棒読みと思った次は、「そんなことないっしょ!」と
馴れ馴れしいため口、以下省略。

この映画はComedyやったんか?とか、深夜食堂の亜型かと
思わせるような料理作りのon Parade。

いや、そんなはずはあるまいとトイレ辛抱しながら最後まで観ていた
僕らはアホやったのかもしれない。

ただ、作品中に出てきた、ざんき(鶏の唐揚げみたいなの)を
一度作ってみようかと思ったのが収穫か。。。
残念だわ。