20日、ゆっくり起床、0700過ぎ朝食へ。レースのため普段になく半膳ほどご飯も。
レース直前用に別にお握りを作った。
前日にレース会場に投宿して、試走を済ませ、バイクもランも厳しい登りということは
覚悟していた。
スイムも何とかなるだろう、何といっても練習では1500m泳げているし、レースでも
750mは経験済み。
トランジションを入念にセットして、コールにてスタートラインに。
第一ランはスイムスタートをばらけさせるために丘を登る500mラン。
後に差し支えてはと流れよりゆっくり走った。結果では坂道なのに時速12km以上で
飛ばしていたみたいだ。
さぁ、スイムだ。水に入ると冷たい!
地引網のイワシ状態のごった返す中、どんどん抜かれていくが、それでもそれでも
必死で泳ぐ。

違う種類のプールを使って移動しながら750m、例によって最後まで泳げるんだろうかと強い不安感じながら、何とかかんとか息も絶え絶えに泳ぎ切った。

さぁ、トランジションを経てバイクだ!
しんどいなんて考えている暇もないわ!

ところが、トランジションでゼッケン装着を忘れて、取りに戻るというミスが!
ゼッケンなしでは失格だ!
時間と体力を浪費し、歯噛みしながらコースへ。
ところが、ところが、普段問題なく、昨日の試走でも問題なく、今朝の移動でも
問題なかったクリートが左が入らない。
がちゃがちゃやっているうちにコースのコーンにぶつかりかけて、あきらめて
入らないままとにかく走り出した。
しかし、クリート入らないまま漕いでも力が伝わらない。
カメラマンの前では見栄を張る(笑)

情けない思いで、必死にはぁはぁと登っていく。
結局周回終盤の僅かな平坦部でようやく嵌ったが、なんと楽に漕げることかと
実感したわ。

20kmチャリ終わってトランジションに。
坂道のバイクで消費しきった足はもう既にガクガクや。
とにかくとにかく走らなければ終わらない。
必死の思いで見上げるようなレンガ坂を、文字通りトボトボと登っていく。
登りきったところでエイド。
水を飲むのもままならない息の荒さよ。

1周回終え、もう一周。
もう一度これ登るんかい!とも思う余裕もなく、「歩くな止まるな!」と
唱えながらふらふらと登る。

ようやくようやくゴールが見えた。
ゴール前20mで後ろからの追い上げが見えた。させるかと最後の力を
ふり絞ったが、5m前で抜かれた。悔しいくやしい、疲れているのは同じ条件。
最後にしんどさを克服出来なかった不甲斐なさは実に悔しい。
しかし、ゴールして思うのはいつも「もうこれで走らんでもえぇんやわ」やねぇ(^^)

楽しかったが疲れた、そして悔しかった。