レース会場を下見してきた。前回はバイクとランのコースを。
今日は、スイムの海面を。
何せ、海でwet suitで泳ぐのは初めてだ。wetやdryで沈するのは
北港で数知れず経験したし、大津でも船底掃除に潜ったことはあるが
泳いだことはない。
プールではスイスイといけたが、実際がそうだとはとても思えない。
でまぁ、とにかく現場についてちょこっとだけWUがてら波打ち際を走って、
wet着込んで水に入ってみた。
冷たくはない。まぁ、真冬でも沈してたから耐寒性はあるのかも。
で、確かに話しに聞くように浮く。死海ではこんなんだろうか的に浮く。
とにかく、泳いでみた。これがまぁ、しんどい。
おかしいなぁと思うぐらいしんどい。
TVや映画で見るように回転速く腕を回してみたいが、とんでもない話だ。
ものの100mも泳がないうちに、「こらあかんで」。
おまけに復路は足が着かない深さ。
「僕は足が着かない海で泳ぐのは怖かったんだ!」
ということを思い出したよ。
さらに言えば、もじゃもじゃ生えてる海草が気持ち悪いのだ!ボラもおるし。
多大なエネルギーを消耗してHUして上陸地点を探す。これがまた疲れる。
急ぎ、上陸してマークを回る。はぁはぁぜぃぜぃ。
また入水。足抜き、飛び込み。仮想ブイ回って気持ち悪い海草に手を入れて
頓珍漢な方向に泳いで、慌てて方向転換してまた陸へ。
「めっちゃしんどいがな!」
とにかくtransitionに。wet脱ぎながら、腕を抜き砂浜を走り登り、
slopeを駆け上がり、砂利の痛さも忘れて芝生のtransition areaに。
はぁはぁ言いながらwetから足を抜き、水をかけて砂を落とし、ソックス、
靴べらを使って靴を履きランへ!
はい、走れる気がしませんわ、しんどぉて。
ちょっと呼吸整えて、wetの砂を洗い流して再度着込む。
首の後ろが擦れてすでに潮水が滲みる。
よーいどんで、また周回に。また頓珍漢方向に泳いで慌てて修正。
波に揺られる。進んでいるのかどうかも定かではない。
上陸してマークをよろよろと走って回るが呼吸を整えるどころではないわ。
3周回を終えて、浜を駆け上がり、wet脱いで足に水をかけソックス、靴べら。
いやー、この後20kmチャリ漕いで、5kmランでっせ、おっさん。大丈夫でっか。
まぁ、下見というか下泳ぎしておいて良かったわ。
こら、完走出来たら拍手に目標変更やわ。
帰り道、by-passで接近して3つも!ねずみ取りレーダーしていたのには
実に驚いた。
あー、しんど。
transition areaは綺麗に整備されていた。人工芝は砂落としに役立ちそう。


