「無駄に長文」

これはちょっとおかしいのではないかな、文章も内容も。

洗脳記事を書くにしても、卑しくも文章を書くことを生業とする記者なら
もう少し推敲した文を書いてほしいものだ。

BMJはアメリカのBone and Mineral Journal、整形外科関係では
名の有る雑誌だが一流とまで言えるかどうか。

それはさておき、

前半は観念的なものだから正しいとか否かを検討する、出来るもの
ではないだろう。

後半の肥満に関してだが、腸内細菌の種類によって肥満度が
変わるとは知らなかった。
しかし細菌による過剰消化が過剰吸収に繋がると言う論理は理解に苦しむ。
例えば、
ヒトが消化できないセルロースを細菌が消化してくれるとか?
とすれば、世界の食糧不足解決の大発見だが(笑)。

やせたマウスに続く文章は日本語的におかしい。

また、最終段に統計的な話を「感染」に関連付けて述べているが、
これは食生活が接近している=同じような食事を摂るから、
という単純な理由で、「感染」を裏付けるevidenceには
なりえないだろう。

以下引用**********
医師が教える最新健康の常識「幸福は伝染、肥満は感染する」
女性自身 7月16日(水)6時0分配信
 医学の常識は日々動いている。極端なケースでは、昨日までの常識が、今日から非常識になることも。そこで、健康常識をアップデート。胃腸とアンチエイジングの第1人者、栃木市の江田クリニック院長・江田証先生に、最新の知見を解説してもらった。

【幸福感は伝染する】
 一流科学誌『BMJ』に掲載された論文によると、多くの幸福な人に囲まれた人は将来、幸福になる可能性が高いことがわかってきた。1マイル(約1.6km)以内に住んでいる友人が幸せな場合、その人が幸せを感じる可能性は25%増加するともいわれている。

 幸福感と関係しやすいのが「感謝を持つ心の姿勢」「楽観的であること」「睡眠の質」「セックスの頻度」だが、さらに寝る前に、その日あった3つのいいことに感謝すると幸福感が高まることが確認されている。

【肥満は感染する】
 いっぽう、最近の研究データから、肥満も感染することがわかってきた。スリムなマウスと太ったマウスを同じゲージで一緒に飼うと、太ったマウスの腸内細菌がスリムなマウスの腸に感染し、著しく太るのだ。この結果から、太った家系の人は、家族から太る腸内細菌をうつされている可能性のあることが判明。

 太ったマウスの腸には「ファーミキューテス属」の腸内細菌が多く、これは食べたものを過剰に消化しすぎるため、食べ物から栄養を吸収しすぎてしまうことがわかってきた。

 それに対し、やせたマウスの腸には「バクテロイデス属」の菌が多く、過剰に栄養を吸収しないので、やせやすい体質になるという。

 また、肥満は友人関係や夫婦間とも関連していて、太った友人を持つ人が太る可能性は、そうでない人よりも57%高く、結婚相手などのパートナーが太っていると自分も太る可能性が37%高い、といった衝撃的な結果が出ている。
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