前述したように39km付近の南港大橋を越えてからは痛みのせいで走るのが難儀になっていた。
この痛みを分析して対策を立てていかねばならないと思う。
まず筋肉痛から。
地面を蹴り前方移動させるためのcalf muscle、骨盤の回旋の為の深部腹筋、大殿筋などが
一番症状を来たしやすいと思う。
そのための筋トレもしていたつもりだが、不足していたか方法が適切ではなかったか。
両calf muscle、右大腰筋、腸腰筋で出現したのだが、特に右股関節前方筋群で痛みが強かった。
背筋、Hamstring含め裏側の筋肉に問題がでるかと思っていたが、そのために筋トレでは
そちらを優先させてメニューをこなしていたためか、症状は軽かった。
その一方自信のあった四頭筋の筋肉痛がまだ残存している。
自信あるがゆえトレーニングをサボっていたからだろうか。
関節では両膝、両足関節でだが、特に左足関節内果後方で強かった。
これはひょっとするとShin splintsの状態か、または適切ではないForm特に着地での
接地の方法乃至は離地のまずさによるDeltoid Lig.の付着部炎かもしれない。
足底に関してはレース前に心配していた踵やアキレスの痛みは全く感じずに、
もう一つの懸念だった右5中足骨遠位を含む拇趾部での足底痛が両側で非常に強かった。
筋肉痛に対しては適切な筋トレしかないだろう。
特に奈良は山岳コースみたいな設定だから股関節前方の深い筋肉を強くしなければならない。
筋トレは回数を増やして持久力向上を考えたほうが良かろう。筋量アップは別に望まない。
種目を増やして満遍なく。
上半身は増やす必要はない。
足関節に関しては着地や蹴りのFormを今から変えるわけには行かない。
足底への対策としてのインソールで何とかならないか考えてみたい。
足底の痛みもこれはインソール以外には上手い手立ては考え付かない。