雨でなければ額田まで走ろうと考えていたが、そりゃ梅雨だもんな。

でまぁ、Parks Cinemaに。

歌舞伎にももちろん足を運ぶが、どうにもこうにも女形は苦手だった。

昔、高齢の女形でお歯黒まで入れて、
falsettoというか濁った裏声を張り上げるのを見て、
まぁ何というかpsychological traumaになっていたのだろうなぁ。
だから玉三郎という大名跡でも避けていた見なかった。

それは間違いだった。

勘三郎さんとの共演、お見事。

安藤さくらさんは上目遣いの芸、玉三郎さんは伏し目の目尻が業を見せる。
細かい繊細な、絹織物のような芸。

勘三郎さんの豪快で、かつやはりきめ細かい芸と共に堪能しました。
素晴らしい。
同時に、実に実に惜しい。早すぎるご逝去を残念に思う。

刺青奇偶  シネ歌舞伎

次回は、牡丹灯籠。玉三郎さんと仁座衛門さん。
勘七郎さんもちょっとぎくしゃくしながら出ている。
怪談話と女形は苦手だったが、行ってみようと思っている。(^^)

ただまぁ、女形全てが苦手でなくなった訳ではないけどね。

PS  廊下のAdが全てアニメとHolly Wood Filmなんだよなぁ。