いささか以上に満腹し、ため息と共にまた強風の街を歩いた。

今日のメインは、この映画だ。




ナチスドイツに絡んだ物語、映画はそれこそ雲霞のごとくある。


僕も大きな影響を受けた書物、その他もある。


しかし、という思いもまたある。



他と違う切り口を感じさせてくれるかという意味で期待していた。
楽しみは楽しみだが、楽しいのではない。
僕が我々が知り得ない感覚を感じさせてくれるか。

この感覚は、あの「ヒトラー最後の12日」の時に似るとも感じるが、
やはり違う、全く異なる。



一見、単調な心理描写が続く、しかし目を離せない。
伏線がとても多い、themeを多く抱えすぎていないか?

そしてそれが収束していく。

物語がclimaxに近づき、音楽がrequiemとなってしまう。

その時思ったのは、頼む!ここでendingにしないでくれ!その先が見たい!。。。


大凡、映画なりでPartⅡとかかんとかは文字通り2番煎じというかつまらないものだが、
この映画は、続編があれば必ず行くだろう。
だが、作られることはないだろう、とも思う。



  Good  善き人

イメージ 1


何故、ドイツが主題の映画なのに英語なんだろうか。それだけが違和感を感じた。