ギムレットは最も好むカクテル。

表題はもちろんレイモン・チャンドラーのThe Long good-byeでの名セリフ。

これはギムレットを飲むには時間が早すぎるだろう、もう少し夜になってからと
理解していたが、どうも違うらしい。

さらに類似のカクテル、ジン・ライムってのも僕の認識は間違っているかもしれない。
何せ、読んだのは高校生の時だった筈。

そして今般、村上 春樹氏の翻訳で改訂版が出たとの事。

早速購入してもう一度読み返し、疑問を晴らしていこうかと考えている。

原文を探ると
It's a bit too early for a Gimlet.

本のtitleが、The long ~に対して、a Gimlet

もし、レノックスがマーロウに「まだ僕らは友人なんだろう。?」という気持ちで
言ったのだとしたら、つまり
「他でもないあのギムレット、そう、あの時僕が君に僕らの別れのために飲んでくれと頼んだ
あのギムレットを飲むにはまだ早いよ、だって僕らはまだ友人なんだろう、別れのギムレットには早すぎるよ?!」
と言う気持ちを込めて言ったのだとしたら
for the gimlet
になるのではないだろうか?

これは是非、ブルーラグーンさんと飲みながら談義しなければ!

などと考えながらなじみのバーで、ギムレット、ジン・ライム、ボウモアと重ねて
ご機嫌でご帰宅。(笑)