国立文楽劇場。
揮毫は石清水八幡宮宮司の方の筆です。

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緞帳は松に浪。最近ずっと同なじやなぁ。
僕は、あの鞠の図が好きなんやけどねぇ、華やかでえぇし。

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松の内の三番叟に続いて、今日のお目当ては
小鍛冶。
昔観た感動が今日も感じられるのか実に実に楽しみだった。

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三味が引っ張り、太夫が造る世界で
人形遣いが木偶に命吹き込む。


実に素晴らしい。とても贅沢な舞台だった。

文雀さんの演じる中将姫の手の、そして指の何と高貴なことか。
命吹き込まれた人形の気品にため息出ます。

ひばり山も新口村も大変良かったが、
小鍛冶、
短編ながら素晴らしい。

太夫に能狂言の節回し謡わせたら、そりゃあ、
声のプロ、素晴らしいわな。
浄瑠璃の節も入れるから色艶が出るわな。

勘十郎さん、主遣いやる弟子を左遣いとし、
足遣いも見事な運び、感動もんの値打ちでした。


客席から素っ頓狂な掛け声だすのがおらんかったら
もっと良かったけど。

あぁ、上方文化、大坂弁、よろしいなぁ。
大坂人の所作、よろしいなぁ、品のない僕らとは大違いやわ。

4月は女殺油地獄。近松ものですわ。

前に観た演劇の舞台も実に良かったけど、
文楽のそれはどんなやろう。わくわくします。

お土産は今回はミーハーに。
決して体型に親近感持ったからではありません。かな。(笑)

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