新春公演。今日は第一部。

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まぁ、外せないイベント。

緞帳は、松に浪。おばちゃん、ちょっと邪魔。(^^)

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揮毫は、天満宮神主。

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二人禿。
艷やかな衣装、雅やかな華かんざし。
女人形には珍しく足があり、ちょっとやんちゃに
遣っているのは、綺麗なべべ着ていてても、
まだまだ子供ということね。

衣装も同じ、所作も同じにもかかわらず、主遣いにより
ちょっと奔放娘と控え目な内気な娘と印象が大きく
変わるのはとても面白い。

彦山権現誓助剣。
変わって、侍話。良くある敵討のストーリー。
ひょんなことから孤児引き受けることになり、
その日のうちに押しかけ女房ならぬ、押しかけ親、
閉口していると、今度は押しかけ女房と、コミカルな
展開もあり、寝ている暇もない。(笑)

やっぱり、勘十郎さんの遣いはとても気持ちが良い。
ゆっくりと精緻に、というところか。
ただ、大見得は、やっぱり玉女さんで見てみたい。
簑助さんは、失礼ながらわずかにお疲れか。

壺坂観音霊験記。
観音様のお力で、生き返るというお目出度いお話。

文雀さんの遣いは、本当、柔らかいなぁ。
開けているか閉じているか分からないお目目も開けているのが
今日ははっきり分かった。(笑)

三味が引っ張り、大夫が作り、遣いが命を吹き込む。
今日も堪能しました。
今日の大夫は、皆さん、聞き取りやすかったなぁ。

しかし、かなんことも多かった。
文楽の人気が上がるのは大変結構なことなのだが。。。

新春吉例の祝の手ぬぐい撒きをしてくれるのだが、
おばはん、後ろの席から前に出てきて、
手ぬぐい貰おうと立ったまま手を上げて振り出した。。。
回りは全て着席している中で、目立つこと目立つこと。

恥を知って欲しいものだ。
いささか以上に情けなく興ざめ。


公演中に、奇妙な声かけする輩。
タイミングもかけ声の内容も異常。
「上手い!」「まってましたぁ!」とな。
どこかのカラオケ屋と間違えているのか?
興ざめ以下の所業にて、場違いを感じて欲しいものだ。


三味、大夫の謡が始まってから喋るおばはん。
頼むわ、おばはん、外出て喋ってくれ。。。