連休は、単独で瀬戸内海周遊を計画していたが、
小豆島経由、大潮の小鳴門突破の淡路一周となった。

先輩の僚艇に北港の鬼軍曹笹岡のおっちゃんが同乗して2艇で。

19日1340出港。強風下、ジブのみでファーリングして帆走。
それでもかっ飛ぶ。

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ジブのドラムの取り付けが甘く、連れ回りする。
この荒れた海面でバウ作業。取り付けた業者に呪いの台詞を吐く。
日没時間を気にしていたが、強風のおかげで十分時間の余裕を持って
岩屋着。
いつも係留場所に苦労するが、
空いていなければ翼に回るつもりだったが。運良く2艇泊められた。
港内、波は穏やかだがかなり北の風が入っている。

20日0500頃、明石大橋は車が数珠繋ぎで驚いた。
一体何時に家を出たのだろう。

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0650出港。明石海峡前でメイン上げ、機帆走で越える。

海峡を後にして直ぐエンジン停止、フルセールで小豆島へ向かう。
潮の影響もあってか9,8ktまで上がる。

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あぁ、気分良好と快適に帆走を楽しんでいると、
後ろから3艇に追いつかれた。
泉大津の皆さんかと思っていると風助さんから、
隣にいてまっせぇーと電話をもらう。
彼らは、王子漁港へ、僕らは内海港へ。ドッペルオーパに手を振って
ご挨拶。

予定より早く小豆島に到着し、ではということで24の瞳の分教場へ
向かうことになった。
船着場があるのだが、水深が浅く、注意が必要。
一番着けやすいところに横付けしていたヨットが定期船の引き波で
岸壁にたたき付けられていてぞーっとした。
僕らは槍付け。
実は、これが初めての槍付け。上手くいって良かった。(^^)

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分教場跡は映画村になっていて入場料¥700-。
入り口から覗くだけにした。(笑)
隣のみやげ物屋のところで記念撮影。(笑)

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泊地は、本船用岸壁。余っている(笑)スペースに横付け。
もちろん無料。街灯でとても明るい広い岸壁でテーブルを出して
食事が出来た。

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スーパーとコンビニはすぐそば。しかし、銭湯はない。
タクシーでオリーブ温泉に行こうとして、ふと見つけた
すぐそばの保養所で交渉して、一人¥500で入れてもらえることに。
有難い。

賑やかに食事を楽しみながら明日のコースの相談し、大潮であるが
小鳴門を突破して海南マリーナに向かいテーザーワールドでエールを
送ろうとなった。
転流は1048。夜明け後直ぐに出港しようとなったが、朝に
僚艇にトラブル発生し、出港が0705となった。

21日0705出港

播磨灘は軽風で海面も穏やか。のんびりと機帆走。

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ところが、小鳴門入り口の北泊に近づくにつれ南の風が吹きつのり、
大きく揺らされる。僚艇はメインフルで突入。
僕らはいぶかりながら1ポンで。

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入るとブロー強く、あちらがメイン降ろす。3人居るからいいよなぁと
ぶつぶつ言いながらこちらも降ろすが強烈な潮と横風、風位に立てる
スペースもなく、苦労してようやく降ろす。

小鳴門とは言え、大潮で転流後2時間弱、潮は最大4kt。
渦も出来ている。こんな手の届くような距離で渦を眺めるとは!(^^)

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最大潮流時に近くなり、潮は強い。

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無事に通過できたが、撫養瀬戸、その先の鳴門沖が一面の
うさぎで、危険と判断し、撫養で避難することとなった。
貝でがりがりなので普通のフェンダーでは一たまりもない。
本船用の特大ピットしかないので舫いで少し難儀した。

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スーパー、トイレ、風呂は徒歩圏内。
このお風呂が¥330と安いのだが、中がすごかった。
何と滑り台付のプールあり、サウナはもちろん有るのだが、
マイナス15℃という冷凍サウナまであった!

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22日0605出港
一足で帰港すべく、夜明けと共に出港。
撫養の瀬戸はやはり荒れていた。中瀬の灯台を注意深く通り、
鳴門大橋を臨む。

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鳴門沖から沼島までは、荒天帆走というほどではないが、
それなりに荒れて、2ポンとファーリングしたジブ。
また、ドラムが噛み、彼の業者に呪詛の台詞を吐く。

友水を越え、大阪湾に入ると波風穏やか。
観音開きで帆走楽しんで帰港。
盛り沢山の経験が出来たクルージングに乾杯!
23日は、朝から僚艇と宴会。
二日酔いではなく、その日酔いだわ。(笑)

例によって、荒れる海でも文句も言わず付いて来てくれた
相方に感謝する。m(_ _)m(^^)