駅を降りて、待ち合わせ場所へ向かう。
もう師走が目前なのに、人いきれで暖かい上にエアコンが驚くほどに効いている。

別に急ぐ必要はないのだが、前を歩くカップルをいくつか追い抜くために
ついつい少し早足になってしまう。
若い彼らには、時間がたっぷりあるのだと自分を納得させつつ。

さらにその先には、おばさんがスクラムを組み、声高にお喋りしながら
マイペースでくらげのような速度で移動していた。

彼女らが早く歩きたいときはどうするんだろうと後姿を見ながら、
ついパタリロを思い描いてしまった。

唇の端に浮かんだ苦笑をかみ殺しながら追い越して、
ふいに懐に入る風に一息ついた。

約束の場所で、テーブルに案内される。
注文を問う声に、背中の汗を感じながら、ギネス、ドラフトを。

他には、静かに話をするカップルが一組。
何の邪魔もない時間、久しぶりだ。
取り留めのないことを考えつつ
最初のギネスがなくなる頃、待ち人来る。
次のグラスは、ギムレットをタンカレーで。
頼むからライムシロップを使わないでくれよと念じつつ。

さて、何を食おうかという話になったが、色気のない
野郎3人である。しかも、もう歩きたくないと贅沢な注文も。

とにかく移動して、、、、。

まずは、ちょっと疑念の北京ダック(笑)

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前置きが長くなった、火鍋である。いささか色気のない鍋だが。
辛い味付けのゴマだれでたべる。上湯スープは思った以上に旨い。化調の味ではない。

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田うなぎの炒め物

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野郎共とは長話は続かない、夜は更けるがおさらばとした。




うーん、たんぽぽさん風に書いてみようと思ったが、全然しまりがないなぁ。。。