ため息の週末 | Hit or Miss

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いきあたりばったり

土曜日のミニマムパーティーに備えて、金曜の夜は遊ばないつもりだった。

でもロベルトから電話が。

金曜恒例の寮のクラブに誘われた。

ロベルトが来るならもちろん行く!

二つ返事でOK。


クラブに行く前に、寮のヨシコの部屋でワインを飲んだ。

気づけば一人で一本空けてて、地下のクラブに行ったときにはすでに酔っ払い。

ロベルトはもう来てたけど、やっぱり酔ってた。


誰と何話したかとか、記憶はけっこうあいまい。

ただロベルトにくっついてた。

いつもはまったくスキンシップないけど、お互いかなり酔ってたからありえた。

ヨシコたちに

「超ラブラブじゃん!」

ってつっこまれたのは覚えてる。


結局朝まで飲んで、始発でほかの友人たちと一緒に帰った。

あたし以外は同じ学生寮に住んでる。

あたしの停留所はみんなが降りる一つ先。

みんなが降りるとき、このまま乗るかためらってたら

"Kom mit!"

ってロベルトに手を引かれた。

まだ一緒にいたかったからうれしかった。

なんとなくそのまま手をつないで寮に向かった。


ロベルトの部屋でベニン人のハーフの人としばらく3人でいたけど、二人の会話は早くて分からない。

「寝てなさい」

って言われて、あたしはベッドに転がってた。


ロベルトがベッドに入ってきて目が覚めた。

「眠いの?俺は眠くない。酔っ払ってるし、君がいるから」

って言われて、流れは当然エッチに。

こないだ耐えたのに、相変わらずゴムなしで、今度はあっさりやっちゃった。


昼過ぎに起きて、シャワー浴びて、ご飯食べて、まだロベルトの部屋に居座った。

でも相変わらず話のネタない。

することないからロベルトが気を利かせて、パソコンのゲームをやろうってことになった。

でも子供のときからゲームなしで育ってるし、めちゃめちゃ下手。

話にならなくて一回でやめた。

マージャンもルール知らないし。


そこにテクノオタク仲間が音楽を持って現れた。

二人でテクノについて熱く語ってる。

大体ドイツ語わかんない上に、テクノもわかんないから、会話に一言も加わらず、テレビ見てた。

自分の存在が気まずかった。


テクノオタクが帰ってすぐ、あたしも家に戻った。

「じゃあまたあとでね」

って別れたけど、8時過ぎにロベルトから電話が。


「ごめん、今日疲れちゃって行くのやめる。二日続けて遊ぶのはやっぱり無理だった。」

って言われたけど、あたしも体力的にしんどかったし、遊びすぎで肌の調子も悪いところだったから、しょうがないって納得。


せっかく付き合えるようになったけど、自分に自信がなくてへこむ。

個性的な趣味はない。

ゲームもできない。

おとなしくって、いつも受身。

自分の意見も言わない。

ドイツ語もしゃべれない。


今はロベルトがいろいろ気を使ってくれてるけど、このままではそのうちめんどくさくなられちゃう。

一緒にいて面白くないもんね、今のままのあたしとでは。

エッチするくらいしかロベルトの要求に応えられるものがない。

正直ロベルトはそのために付き合ってるのかもしれない。


とりあえず、しゃべらなきゃ!

しかもドイツ語で。

ロベルトが日本語話してくれるから、それに甘えていつも日本語使ってた。

自信がないから、簡単なことでもドイツ語で言うことためらっちゃう。

でも恥ずかしがってたら先に進めない。


それにロベルトが間違った日本語使っても全然気にならないし、日本語を使う努力を見てるとうれしくなる。

逆の立場に立てば、あたしの間違いなんてかまわないと思う。

それよりドイツ語を一生懸命話そうとしてる姿勢に好感持つだろうし、逆に日本語しか使わなかったら

「いいかげんにしろよ」

ってなるよね。

彼にとって日本語で会話するのは疲れるんだから。


ロベカノになれても悩みは尽きないなあ。

どうしたら魅力的な女の子になれるんだろう。。

日本語でだったなら、もうちょっと個性やかわいらしさを出せると思うのに、それができない。

慣れもあると思うけど、慣れるまで付き合ってられるかが問題だ。