クリスマスに続く、年末の一大行事、Silvester(大晦日)。
家族でひっそり、静かに過ごすことの多い日本の年越しと違い、友達とシャンパンと花火で派手に祝うのがドイツ流。
ロベルトの”Mal schauen."をすっかり真に受け、ミュンヘンまで出向いた私。
口実と言ってはなんだけど、ミュンヘンに住む昔なじみの知り合いを訪れた。
ドイツ育ちの日本人なんだけど、かなりひねくれていて付き合いづらい。
適当なところで分かれてロベルトと合流するのがひそかな計画だった。
しかし。
「今ミュンヘンで、明日帰るから、その前にちょこっと会えたらうれしいな」
ってメールしたのに丸一日越えても返事なし。
あれあれ?と思って電話しても出ない。
おまけにかけ直してもこない。
あれあれあれ?
その間、アレックスから
「あけましておめでとう。よいお年を」
と言うメールが。
実は二週間前くらいから電話もメールもしかとしている。
「答えてくれなくて僕は悲しい。もう一度ぜひ会いたいんだ」
というメールまでもらったけど放置。
だってもう会う気ない。
返事をするのもめんどくさい。
ああ、ロベルトからこんな風に思われてるのかなあ、と自分の痛さに気づく。
うまくいかないからこそ燃える、と言う気持ちと、ロベルトに対する疑惑の念が半々くらいになった。
メールにも着信にも無反応なのもどうなの、という感じだけど、なにより自分で自分のことtreu(誠実)って言ってたくせに!
「ほんとは軽いだろ!」
と無性に突っ込みたくなった。
酒の勢いで一回やっちゃったっていうならよくある話ですむけど、二回だよ!
しかもあたしの気持ち知っててデートに誘ってきたし。
これは期待しちゃう。
もてあそばれたのかー?
「俺は軽くない。誠実」
と言う言葉をすっかり信じていたけど、自分で軽いって言う人普通いないし。
これがうそだったら人間的に信用できなくなってくる。
とにかく確認したい。
だから会いたい。
恐ろしく鈍感なのは、この状況でもまったく傷ついてないし、へこんでない。
ちょっと笑ってしまいそうになるくらい。
ロベルトから連絡のないまま、うちへ帰る。
残っている日本人と親日家のフローリアンの家で年越しパーティーをした。
自分の経験したPeinlich(痛い)話。と題して一人ひとり話をした。
フローの日本留学時代遊びまくってたころの話や、ほかの日本人の子の下ネタ話でもりあがった。
みんなとても性格がいいので居心地がよくて本当に楽しかった。
あれ、年越してる?と言うくらいまったりと時間が過ぎていった。
新年の目標は、
①酒に飲まれない
②(人格を見極めたうえ)ロベルトの彼女になる
③extroviert (積極的)になる!
自分の意見がんがん主張できるようになるぞ!
年々肩の力が抜けて、らくちんな生き方ができるようになっている気がする。
人の目とか、どうでもいいプライドとか気にならなくなると、自分の感情に素直になれる。
そして心をオープンにできるから、その分出会いとチャンスに恵まれる。
ネガティブ思考だったり、考えすぎだったりする人に出会うと、自分を能天気に生んでくれた両親に感謝したくなる。