参拝日 2024年7月2日(火)
この日は雨の降りそうな曇り空でしたが、暑いよりはよい、と思い自宅にほど近い洞雲院(とううんいん)へ行ってきました。
曹洞宗の寺院です。
名鉄(名古屋鉄道)の植大の駅で降りて、半田街道(県道名古屋半田線)を少し歩くと、街道沿いに門柱が立っています。
その門を進むと道しるべ。手で右方向を指して、「大師道」と案内してくれます。
こういうものは残していってほしいものですな。
そのまま進むと駐車場が広いので、お寺の場所はすぐにわかります。
お寺の由緒です。
阿久比の歴史では、17番札所 観音寺のブログにも書きましたが、菅原道真の孫の雅規がよく登場します。
そして家康の生母である於大も。於大の方は、最初松平家に嫁ぎますが、離縁して久松家に再家します。
このお寺には、於大の方のお墓もあったようですが、お墓の方へは行きませんでした。
山門に入ります。
本堂
戸は開けられませんでしたので、外から拝ませていただきました。ご本尊は、如意輪観世音菩薩だそうです。
本堂の左側に大日堂と大師堂があります。大きい方のお堂が大師堂です。
まず、大日如来様にお詣りをして、その前におられる賓頭盧尊者様にも眼がよくなるようお詣りをしました。🙏
そして、大師堂です。これらのお堂は新しいです。大師堂の中は涼しかったです。
真ん中の弘法大師の左右に各四十四体の弘法大師様が計八十八体おられます。
ネットで調べると、四国八十八箇所巡りに行けない方のために作られたようです。
御朱印をいただく際にお寺の方に確認しようとしましたが、ご不在でした。
境内には他に鐘楼がありました。
手前につるされていない鐘もありましたが、事情を聞けませんでした。
観音様も2体。
慈悲観世音菩薩
厄除観世音
どちらもよくお詣りしておきました。🙏
歌碑もありました。
にごりなき 心の水に すむ月は 波もくだけて 光とぞなる
曹洞宗のHPによると、道元禅師が詠んだ歌でした。
同HPからの引用です。
「にごりなき心の水にすむ月」とは、座禅の心に宿る月と考えられています。座禅の心で日常生活に向きあう時、悩みや迷い、とらわれや邪な念い、煩悩といった「波」が砕けて「光」となる。
さすが、只管打座の道禅元師ですなあ。
最後に御朱印をいただこうとしましたが、セルフでした。
最初に「知多四国第十五番」の印を押しました。
次に・・と思ったら、あれれ??
下記のように3つの印が一体になっており、これのみ押せばよかったのでした。😫
「知多四国第十五番」の印が二重になってしまいました。😫
最初に全体を見て、どの印を押すか調べてから押さないといけませんでしたなあ。これから気をつけます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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