参拝日 2024年2月8日(木)

 

東浦町の極楽寺へ行ってきました。

 

曹洞宗の寺院です。

 

2番札所にも極楽寺がありましたが、こちらは浄土宗寺院でした。

 

場所は国道366号線から見て100円ショップの裏側になります。

 

道が細いので迷います。

 

駐車場には車が十数台停車できます。

 

 

入口には大きなクスノキがあります。

 

樹齢約500年で東浦町の天然記念物に指定されています。

 

 

入口には新しい石碑があります。

 

 

 

歌碑がありますが、こちらも新しいです。

 

かりの世を 救いの船に 掉さして

渡れよ彼岸 極楽の寺

 

お寺の名前といいこの歌碑といい、浄土教の思想が感じられます。

 

 

そしていよいよ山門に入って行きます。

 

門の横の石碑も新しく、建物の古さと対照的です。

 

 

手水舎です。

 

水かけ地蔵様がおられます。

 

いろいろなお地蔵様がいらっしゃるものですなあ。

 

ネットで調べると、水を掛けながら祈りごとをすると願いがかなうそうです。

 

前掛けを濡らすといけないので、下の方のみ水をかけました。

 

 

大きな弘法大師像

 

南無大師遍照金剛。🙏

 

 

本堂です。少し戸が開けてあるのがうれしいです。

 

ご本尊を拝むことができます。

 

 

ご本尊は、阿弥陀如来です。

 

ご本尊真言が手前に書かれていて親切です。

 

おん あみりた ていせい から うん 🙏

 

 

寺名(極楽寺)や、ご本尊(阿弥陀如来像)から上にも書きましたが、曹洞宗ではなく浄土系のお寺に感じられます。

 

御朱印をいただくときにお寺の方に聞いたのですが、かつては浄土宗の寺院であったかもしれない、とのことでした。

 

どこかのタイミングで改宗している可能性があります。

 

しかし、ご本尊の横には道元の言葉が書かれています。

 

拈一茎草建宝王刹 入一微塵轉大法輪

 

一茎草(いっきょうそう)を拈(ねん)じて 宝王刹(ほうおうせつ)を建て

一微塵(いちびじん)に入りて 大法輪(だいほうりん)を轉(てん)ぜよ

 

東京禅センタのHPから意味を抜粋します。

 

わずか一本の草を手に取るような仕事であっても、そこに仏道実現の場を顕現させ、一微塵ほどのせまい仕事場においても偉大な仏法を説き続けよ

 

禅宗らしい教えです。

 

本堂の横には薬師堂があります。

 

 

薬師堂も少し戸が開いていて弘法様を直接拝むことができます。

 

納め札を入れ、線香・ローソクを供え、お参りをします。

 

 

般若心経

 

 (般若心経は何年か前に覚えました)🙏

 

光明真言 

 

 おん あぼぎゃ べいろしゃのうまかぼだらまに はんどま じんばら はらばりたや うん 🙏

 

  (だいぶ暗記しましたが、ときどきつかえてしまいます)

 

大師宝号

 

 南無大師遍照金剛 🙏

 

回向

 

 願わくはこの功徳をもって あまねく一切に及ぼし

 われらと衆生とみなともに 佛道に成せんことを

 

  (まだ暗記できていません)

 

薬師堂の前には、抱き地蔵さま。

 

願い事をこころに念じ、静かに抱き上げて、軽く感じたら願い事がかなうそうです。

 

病気になりませんように、と念じ抱き上げます。

 

意外と重いです。簡単には願い事はかなわないようです。

 

 

上記童地蔵さまのほかにお達者地蔵さまもおられます。

 

こちらにも、病気にかかりませんように!

 

 

ご詠歌です。

 

極楽は いづこと人に 尋ねなば

この村木(もりおか=森岡)にも ありと教えよ

 

今は森岡と呼ばれるこの地ですが、かつては村木と呼ばれていたようです。

 

 

最後に御朱印です。

 

 

 

浄土教と禅宗とが混じったような寺院でした。

 

上にも書きましたが、お堂の戸が少し開いていて、ご本尊や弘法様を直接拝めるのがよいです。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。