2023年6月23日(金)参拝

 

浄土真宗本願寺派(西本願寺派)の名古屋別院、つまり西別院に行ってきました。

 

地下鉄大須観音駅から歩いて10分弱です。

 

大須観音の目の前を過ぎましたが、腰が痛いので日を改めてちゃんと参拝する予定です😅

 

数々の有名な選手を輩出した大須スケートリンクもスルーします。

 

さて入口の説明に書いてあるように西別院は、願證寺が起源となっています。

 

 

願證寺といえば、信長との戦い(石山合戦)での長島の一向一揆です。

 

豊臣時代に清州に再興、名古屋城築城により名古屋に移転したそうです。

(西別院パンフレットより抜粋)

 

石山合戦については、天野純希氏の「紅蓮浄土」(角川書店、2020年)という小説が面白いです。

願證寺も出てきます。

 

 

本堂は築地本願寺を思わせるような建物です。

 

本尊はもちろん阿弥陀如来です。

 

本堂の中では年配の方が5名座っておられました。いつも参拝されておられる方々と思われます。

 

10:15頃、ちょうど阿弥陀経の読誦が終わるところでした。

(阿弥陀経を知っているわけではなく、たまたま「・・仏説阿弥陀経」というところが聞こえたので・・。

 

阿弥陀経の後に読まれたのは、お文の一つと思われます。「・・あなかしこ、あなかしこ」で終わったものですから

(勉強不足😅)

 

このあと僧侶は挨拶をして奥に引き下がりました。

 

隣接する幼稚舎の英語の授業でしょうか、子供たちが、大きな声で「ワン、ツー、スリー・・」と無邪気に叫んでいます😄

 

 

 

本堂の両脇には、年少と旅姿の親鸞聖人像が建立されています。

 

年少の方はかわいらしいです(けれどしっかりとした意志が感じられます)。

 

 

鐘楼があります。鐘はかなり低いところに吊り下げられています。

 

 

そのため誰でも鐘をつくことができるようになっていますが、「むやみに撞かないでください」と貼り紙が😄

 

 

 

西別院の近くには東別院もあります。東本願寺(真宗大谷派)の名古屋別院です。

 

東別院の豪華さ・人の多さに比べて、西別院は少し寂しい気がします。

 

愛知県では、本願寺派(西本願寺)より大谷派(東本願寺)のお寺を圧倒的によく見ます。

 

ただし、日本全体では、本願寺派:10,280寺、大谷派:8,600寺で本願寺派の方が多いそうです。

  ※島田裕己「浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか」(幻冬舎、2012年)より

 

西別院は戦争で「すべての建物が消失(西別院のパンフレットより)」したそうです。

 

消失前の建物が見たかったですね。

 

戦争は失うものしかありません。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。