カラヤンの名盤 チャイコフスキー交響曲第5番 白熱の名演 | よしおのクラシック音楽日記

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こんにちは。

よしおです。

僕は、個人的には、60年代後半から70年代初頭が、カラヤン&ベルリンフィルの絶頂期だったと思っています。

カラヤンも60歳前後の時で、脂も乗り切っていて、ベルリンフィルとの関係も首席指揮者になってから10数年、もっとも信頼関係の厚かった時ではないかと感じます。

その頃の演奏は、まさにベルリンフィルの怒涛の機能美とカラヤンも気迫に満ちた演奏を展開しています。

その中でも71年に録音したチャイコフスキーの後期交響曲集の演奏には圧倒されます。

 



ピョートル・チャイコフスキー作曲
交響曲第5番 ホ短調 作品64
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
1971年録音

 

【SACD】 チャイコフスキー:後期3大交響曲集、ドヴォルザーク:交響曲 第8番 他 ヘルベルト・フォン・カラヤン 、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 

ワーナークラシックスの強力音源を厳選し、最新の海外リマスター音源より発売するシングル・レイヤー盤。収録時間のメリットを生かして、LP、CD、ハイブリッド盤では2枚となっていた音源を1枚に収録。ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるチャイコフスキー:「交響曲第4番」他を収録。 


僕は、チャイコフスキーの交響曲では、この5番が一番好きです。
流れとしては、ベートーヴェンの5番やブラームスの1番に通じる、苦悩から希望への流れで気持ちを熱くしてくれます。

そしてカラヤンはチャイコフスキーを得意としていて録音も多いですが、
この71年の録音は、カラヤンのたたみかける様な激情ほとばしる演奏で、
首根っこを押さえられて、どうだぁ!って感じの圧倒されっぱなし演奏です。

録音当時カラヤン63才。ベルリンフィルとの最高の関係が良さが感じられ、名演が多いです。

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