〜L.U.D FC 創設の想い〜


「サッカーを通して、努力の大切さを知り、

人生を本気で楽しめる子どもたちを育てたい。」


それが、L.U.D FCを立ち上げた最初の想いでした。



■ サッカーで感じてきたこと


現役時代から今まで、たくさんの子どもたちを見てきました。

その中でいつも感じるのは、成長のスピードは本当に人それぞれだということです。


小学生のうちは体が大きかったり、動きが速かったりして目立つ子もいます。

一方で、まだうまくいかなくても、じっくり力をつけていくタイプの子もいます。


どちらも大切な“成長の形”です。


僕が大事にしているのは、

本質からズレずに、その子の今の段階に合わせて、何をどう伝えるか。

そして「次の一歩」をどう踏み出させてあげるか、ということです。



■ 子どもと向き合う時に大切にしていること


練習中や試合中、うまくいったプレー・いかなかったプレーのどちらにも、

強弱をつけて必ず声をかけます。


「今のはどう思った?」

「何を見て、どう考えた?」

「他のやり方もあったかもしれないね。」


そんな会話を重ねながら、

【自分で考えて動ける選手】を育てたいと思っています。

でもこれは凄く時間がかかり根気強くしていかないこと。

そこに対しての熱量は誰よりもあると自負しております。


これは、僕自身が現役時代にさまざまなチームで苦労を重ね、

多くのスタイルを経験してきたからこそ見える視点です。

経験してるしてないで大きく変わりますし

感覚だけでは得られない「実戦の学び」を、次の世代に伝えたい。

それが僕の指導の原点です。



■ 僕の意見だけが正解ではない


ただ、ひとつ覚えておいてほしいのは、

「僕の意見だけが正しい」わけではないということ。


子どもたちはこの先、いろんな指導者と出会っていきます。

その中で、いろんな考え方に触れ、

自分で判断できる選手になってほしい。


ジュニア年代では、周りの大人の意見に振り回されて

混乱してしまう子も多いですが、

大切なのは継続とブレないことです。


それをL.U.Dでは少しずつ知って育ってもらいたいと思っています。



■ すぐに伸びる子も、ゆっくり伸びる子も


子どもたちの成長にはそれぞれのペースがあります。

すぐに結果が出る子もいれば、時間をかけて伸びていく子もいます。


ただ、どんなタイプの子も、

正しい環境と関わり方があれば必ず成長できる。

僕はそう信じています。

ここが凄く大事です。

その環境を子供たちに与え続ける為に

日々試行錯誤し、変化し、対応しています。


だからL.U.D FCでは、結果だけにこだわらず、

どの子にもチャンスを与え、一人ひとりと向き合いじっくりと伸ばしていく。

そのために、このクラブを立ち上げました。


■ 僕たちが目指すクラブ


最近は“ジュニア年代での思い出”を大切にするチームも増えています。

でも僕は、未来のステージで本気で勝負できる選手を育てたい。


そのために、今は種まきの時期です。

練習や試合で沢山の種をまく事ができる。

そして、子どもたち一人ひとりに熱量という水を注くことが出来る。


これこそが、L.U.D FCの強みだと思っています。


■ 最後に


L.U.D FCは、サッカーの技術だけでなく、

人として成長できるチームでありたい。


そして、この堺の地から、

本気で夢を追いかける子どもたちを育てていきたい。


僕たちは、挑戦をやめない。

これが、L.U.D FC 創設の想いです。


まだL.U.D FCの事を知らない方や保護者の方と

練習や試合でなかなか話す機会も少ないですが、

この場を借りて、知ってもらいたくて正直な気持ちを伝えました。


すべては、子どもたちの未来のために。

これからも、応援よろしくお願いします。


— L.U.D FC代表 松木 —