あ~生きてるとは… | 海外で患う

海外で患う

オーストラリア在住32年目。乳がんサバイバー7年目です。更年期障害、老化現象、ごっちゃごっちゃの悩み多き50代シングルマザー。生き生きと美しく生きたい。

Luluです。

私の拙いブログを読んで下さりありがとうございます。いいねして下さる方もあってとても嬉しいです。ありがとう音譜

 

アラフィフのカテゴリーに未練がましくおりますが、四捨五入すれば還暦です。ああ、生きてるって、悩み多きことですよ。自分の事だけでなく、家、子供ら、ペット、仕事、彼氏、そして両親… 両親はありがたいことに健在です。大変ありがたいことです。ですが、この2年ほどなんやかんやとゴタゴタしているこの老夫婦。週一で電話しますと毎回父の愚痴を言う母。最近結婚60年を迎えた父母。あと何年元気で一緒にいられると思ってるのか?もうあきらめろ、もう慣れろ、と言いたいところですが、認知症入居者さんと日々過ごしている不毛な会話にかけては熟練者、プロの私、絶妙に程ほどの相槌を打って聞く。

 

今日は午前中認知症入居者さん20人ほどとビンゴゲームをし、午後は6人ほどとブレスレット作りをしました。いつものように何言ってんだかよくわかんないけどわかったふりをすると言う会話を1日中しまして、ヘトヘトで帰宅。そこに母からの電話。また父の言動についての愚痴でした。思うに我が両親は2人とも認知症ではないけど、歳をとると理性がすり減って感情がやたらと表に出てくると言う事があるように思うのですが、正にそれ。父は余計なこと言わなければいいのに言ってしまう、やってしまう→母が小さいことにもやたらと大げさに反応する→父は母が何に反応しているかわからず、じゃあ謝ればいいんなら謝るよ、とか言って→また母を怒らせる、そんな事を繰り返している。それを私が母から電話で長々と聞かされる。

 

父は真面目一徹で今まで生きてきて、今人生最高のモテ期を迎えています。80過ぎて小奇麗な男はそもそも生きてる男が少ないんだからモテるのですよ。モテモテな父。理性がすり減ってるからジェラシー全開の母。

 

父は元々大変な口下手です。口下手なんだから黙ってればいいのにつまらんことを言ってしまう人。父も理性がすり減ってるから、ジェラシー全開の母に自分は一人でも暮らせるとか、一人の方がいいとか言っちゃう。バカバカ。

 

いい加減にしろ、老夫婦。あと何年一緒にいられると思ってんの?1日1日程よく暮らせよ。なに不機嫌に過ごしてんの?お2人とも大変ありがたいことに健康上の問題とか経済的な問題とか切羽詰まったことがないものだから悩みをわざわざ生み出してんじゃとしか思えなく、同情の余地なし。母の愚痴1時間聞き、その後彼氏のウダウダを聞きまた疲れて、明日大事なテストの息子がだらだら映画見ててムカついた。

 

あ~生きてるとは燃えながら暮らすこと、と谷村新司さんは言ったけど、若い頃はこの’燃える’を聞いて燃え盛ることを想像していました。でも今はロウソクの芯が燃えるような’燃える’なのかなと思います。あ~生きてるとは穏やかにゆっくりのんびり燃えたいのに線香花火みたいにパチパチしたり、時折打ち上げ花火もドッカーンと上がってしまうこと…