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勝手にレビュー21『MOTHER』LUNA SEA
さてもう1本。
『MOTHER』『STYLE』から今回は『MOTHER』。
↓『STYLE』はこちらから↓
さてさて『MOTHER』ですが、
これも名盤。
1994年リリースですよ。
29年前の作品。
私はそれこそ『STYLE』と一緒に借りて初めて聴いたのである。
1997年LUNA SEAが活動休止中のことですな。
この進化もすごいことになっております。
では、感想述べま〜す。
LUNA SEA
『MOTHER』
(Original)1994.10.26 Release
(Self-Cover)2023.11.29 Release
LOVELESS
LUNA SEAの1曲目はこれしかないだろっていうほどの曲。
こちらも『G.』と同様先行配信がありました。
全てがブラッシュアップされている印象。
個の主張が強かったオリジナル。
それが一つのまとまりとなったという感じもします。
『STYLE』の多くの曲にも言えるのだが、
これまでライブで幾度となく演奏されてきた経験値というものが反映されていると思います。
ROSIER
LUNA SEAといえば！という1曲。
名刺みたいなものですね。
ベースも音に丸みが出たのかな？
それでいてシャープな印象もある。
この曲もやはりライブでの経験値が高いと思うので、大きく変化したようには感じない。
ライブで長く演奏されてきたものが音源化されたような気分さえありますな。
FACE TO FACE
INORANさん変えてきたね〜。
より未来的、宇宙的な印象を受けます。
サビの〈FACE TO FACE〜♪〉のとこコーラスのみになってる。
ラスサビのとこはメロディまで変わってる。
INORANさん原曲はこれからのLUNA SEA、新しいLUNA SEAを感じるアレンジ・アプローチをしてきて聴いていて楽しい。
「昔のほうが好き」
「今の方が好き」
色んな意見・感想が出るんだろうな。
アウトロもいいなぁ。
CIVILIZE
とても楽しみな1曲。
イントロがかっこよくなってる。
てか、テンポ落とさず来た。これ重要よ。
あとねメロのド頭の〈罪人達の詩さ 流行り者〜♪〉のとこ〈はや↑り者〜♪〉ね。
分かる？
この絶妙な変化いいねぇ。
あとギターソロ。
これオリジナル版では、
前半適当に弾いて後半それを逆再生させるというとんでもないギターソロなんだが、
今回もこれ逆再生しとるんじゃないか？
いやぁこの曲めちゃくちゃカッコいいわ。
GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜
少しテンポ落として来ましたね。
この手の曲は今のLUNA SEAで演ることですごく成熟した曲になりますな。
大きなアレンジや変化はないけど、
メンバーそれぞれのレベルアップが分かりやすい曲かなって思います。
AURORA
イントロの再現もいいね。
オリジナルよりもシンプルになった印象。
音の空間って感じ。
テンポ若干落としたのかな？
この曲に関してはオリジナルのほうが好きかもしれんな。
いや、これも当然のようにいいんだけど、僅差でオリジナルが好き。
IN FUTURE
めっちゃ好きな曲ですよ。
イントロ再現完璧やん。
今回こうゆう速い曲でテンポ落としてきてないのが、嬉しすぎる。
サビ後の〈終ワラナイ夢ヲ見ル〜♪〉のとこしっかりJさんのコーラス入っとる。
ライブでも歌って欲しいなぁ。
オリジナルに近い形のためか、ライブ版の2バス連打無かったのが個人的には残念。
だからといって悪いとこ1つも無い。
FAKE
さぁ来たぞ。
LUNA SEAで唯一ライブで演奏されたことない楽曲。
音源出てるのに29年1度も演奏されてないってすごい。
SUGIZOさんいわく「LIVEで再現不可」という理由で演奏されてないそうです。
しかし、この経験値0状態の楽曲がどうなるのか。
楽しみしかない。
しかも、原曲はINORANさん。
ということは大きなアレンジが来てもおかしくない。
で、結果、、、
ん？いきなり違う！
イントロのSEからINORANさんのアルペジオメロ違う。
めっちゃいい！
ラスサビのボーカルとコーラスが多重に重なっている感じいいなぁ。
曲のテンポも変わったことで、曲丸ごと印象が変わった。
これ今度こそライブで披露しませんか？
INORANさん曰く「演ってみたいね。でも、ここまで演らなかったら、もう演らなくてもいいんじゃない」ってね。
それもありなのかもな。
でも年末演るだろ！
TRUE BLUE
LUNA SEAが初めて1位を獲得したシングル。
今回の頭のサビ聴いた瞬間、LUNA SEAだぁってなった。
29年色褪せないし、もっと色付けてきた。
で、アウトロアレンジかっこよ。
MOTHER
この音の広がり方は何なんですかね？
これこそLUNA SEAとスティーブ氏の化学反応だろうか。
もう、文句なし。
アウトロがニューアレンジ。
フェードアウトじゃない。
ワタクシ個人的にフェードアウトで終わる曲が嫌いなんです。
嬉しいアレンジです。
いやね『STYLE』の時に書いたのと同じなのよ。
文句なし。
全部良い。
神。
そして2作ともスティーブ・リリーホワイト氏の解釈というのが、とてもいい。
すごい化学反応を聴かせてもらった。
今のLUNA SEAは最強かもしれん。
RYUICHIさん喉を患い、手術をし失ったこれまでの声。
術後のライブを映像で観て、俺の知ってるRYUICHIさんはもっとすげぇんだと言いたかった。
今はこの新しい声がそれまでの声を超えてきている気がする。
俺の知ってるRYUICHIさんを超えてきた。
来年は結成35周年。
なんだかデカいこと計画しているようですね。
ニューアルバムも出して欲しい。
もしかしてルナフェスやるのか？？
さて、次は未来を見せて欲しいぞ。
期待は高まるばかりなのである。
おわーり。