勝手にレビュー20『STYLE』LUNA SEA | HYPOCRITICAL GRAVE

勝手にレビュー20『STYLE』LUNA SEA

さてさて気合入れていきましょうか。

LUNA SEA セルフカバーアルバム。

約30年の時を経て、どう進化を遂げたのか。

といってもRYUICHIさんの声の不安が残ってはいたのですが、、、

もうね、今回すんごいの聴かせてもらったね。

元々がすげぇんだけど、これだけの時が経ってもすげぇもんはすげぇと。

とにかく感想述べまぁす。

今回は『MOTHER』『STYLE』の2作の内『STYLE』やります。

↓『MOTHER』はこちらから↓

 TODAY'S
 
LUNA SEA
『STYLE』

(Original)1996.04.22 Release

(Self-Cover)2023.11.29 Release




WITH LOVE

レコードに針を落とすトコから始まるこの曲。

歌いだしの〈せめて〜♪〉からやられました。

この声は進化以外の何物でもない。

めっちゃLUNA SEAの声やん。

ギターソロも変えてきてますね。

オリジナルは実験的な要素が多いように感じていましたが、

それを全てブラッシュアップさせている印象。

それでいて新しさも感じるアレンジ。

あとはやっぱりスティーブ氏のミックスでしょうか?

音の広がりとかノイズの感じとかなんかすごい。

とりあえず期待しか生まない1曲目でやんす。



G.

先行配信で聴きました。

もうね、すげーんだわ。

そもそもこのギターリフやっぱかっけーです。

この曲は特別大きなアレンジは加えてないのかなって印象。

INORANさんのギターの音色がすごくいい。

INORANさんは結構大胆に変えてくる人だよねって思います。

それも楽しみ。

RYUICHIさんも当時の歌い方多少意識してるのかな?

ヤバいねぇ。めちゃくちゃカッコいい。



HURT

INORANさんのリフがいいんだよね。

Jさんはあまり原曲をいじるのが好きではないようなので、

J曲は大きなアレンジはないですが、

大胆に変えてくる男INORANさんは音色変わってますね。

メロのボーカルエフェクトも無くなりましたか?

オリジナルよりロック感増してる気がする。

ギターソロもオリジナルでは実験的な感じありましたが、添削するような感じでシンプルになってましたね。

この曲、こんなロックだったっけ?

実力見せつけ過ぎな1曲。

すげぇ、、、



RA-SE-N

LUNA SEAのダークサイド的な真骨頂といったトコですかね。

この曲に関してはかなりテンポを落としてきましたね。

うわぁ、、、ベースもいい音。

RYUICHIさんの声やべぇな。良すぎるでしょ?

特別アレンジは加えられていないのにここまで進化するのか。



LUV U

この曲はめちゃくちゃ好きな曲。

オリジナル版の声、ベース、ギター、音、フレーズ、その全てが良すぎる。

この曲は96年で完成されてるでしょ?

イントロから音の広がりやべぇ。

んで声もやべぇ。

96年よりも尖りは無くなったかな?

より成熟した音の広がり。

この曲が似合う成熟したバンド感。

ん!?サビのコーラスINORANか!?

まるで水の中のような浮遊感はなんだろう。

もう、お腹いっぱいよLUNA SEAさん



FOREVER & EVER

これオリジナルを圧倒したでしょう。

これはすごいよ。

みんな音いいなぁ。

やっぱ長きに渡るソロ活動の賜物なのか、Jさんの声も圧倒的に良い。

いい声しとるよね。

壮大さがましておる。



1999

とにかく実験的要素の多い曲。

LUNA SEAらしかなる凶悪なギター音。

この曲楽しみだったよぉ。

RYUICHIさん『STYLE』やってんなぁ。

ギター音はオリジナルより丸みを帯びたかな?

全体的にはシンプルになった印象があります。

女性の英詩ナレーション部分のテンションがヤバい。

この曲の狂気を感じる。

そして、、、、



END OF SORROW

前曲の〈I need you♪〉から続くこの曲。

少しだけテンポ落としましたかね?

やはりオリジナルが完成されてるのだろうか、ほぼほぼアレンジは加えられていない印象。

シンプルに今のLUNA SEAだとこうなるって感じです。

今のLUNA SEAがヤバいと思うのと同時に、27年も前の曲が一切色褪せず存在していることがヤバすぎる。



DESIRE

全ての元凶はこの曲である。

俺はこの曲でLUNA SEAに出会った。

この曲を超える曲に出会ったことは未だにない。

完成されすぎている。

想いが強すぎるため、この曲はオリジナルがやっぱり好きだ。

とはいえ、2023年の『DESIRE』が想像よりカッコよすぎて笑えてくる。

俺にとって〈Shadows of my LUV〜♪〉はオリジナルの印象が強すぎて超えられない。

う~ん、、、どっちも良すぎる!



IN SILENCE

なんかもうこれもすごいのよ。

この浮遊感というのかなんというか、、、

音の広がりというかなんというか、、、

そこに今のRYUICHIさんの声が合いすぎて。

いや、めっちゃいい声やん。

メロ部分で入る女性コーラスとか当時の再現もブラッシュアップされおるし。



SELVES

1番気になっていた曲。

やはりINORAN曲。

わりと変えてくるINORANさん。

結構変えて来ましたね。

当時もっとも実験的な曲のイメージありました。

このアレンジもそれを今のLUNA SEAにアレンジした感じ。

新しいLUNA SEAの音も感じられた気がします。



総括してどうなのか?って話なんですが。

とりあえずすごいのよ。
進化しかしてない。
そしてこの『STYLE』というアルバムがそもそも27年前のものという事実が信じられない。
当時のLUNA SEAすんげーもんを生み出したもんだ。
それを今、超えてくる。
バケモンか。

RYUICHIさんの声に関してですが、LUNA SEAとしては術後初の音源でありますな。
高音低音ともに出づらいのかな?
伸びなんかもやはり全盛期より悪く感じるのは事実かなって思いました。

が、

その全てを良い方向へ向けている。
ぶっちゃけそんな全盛期の歌唱力とかどうでもいいわ。
今の声がカッコよすぎるんよ。
今までで一番LUNA SEAじゃん。
なんならちょっとMOTHER期の声に似てるか?
まぁRYUICHIさんが『MOTHER』『STYLE』に寄せている可能性はあるんだけども、、、

だとしてもこの声良いよ。

この声で新曲来たらLUNA SEAすごいの来るんじゃない?


はい、今回いつもより長文となってしまいました。


まだまだ次回は『MOTHER』の感想を述べていきますよ。
(一回別の作品挟むかも、、、)

でわ、今日はここまで



おわーり。