今回使った食器 

気球柄キラキラ


夏の疲れが残っている9月のテーブルには

青い食器で癒やされるのが定番で

いつもはイギリスのものを使うことが多いのだけれど

今年はフランスのムスティエ焼き

気球の柄です


モンゴルフィエ兄弟が初めて熱気球の無人飛行に成功したのが1783年6月

同年9月には壁紙で財を成したレヴェイヨンの庭で、

さらにヴェルサイユ宮殿でルイ16世とマリーアントワネットの前で

雄鶏、アヒル、羊を乗せて

さらに10月には有人飛行の成功と

当時のセンセーショナルな一大ブームを起こした気球キラキラ



1783年といえば

弱冠14歳でウイーンからお輿入れしたフランス王太子にマリーアントワネットも

王妃となり

マリールイーズとルイ王太子(のちのルイ17世)が誕生し

結婚した年に贈られたプチトリアノンに

王妃の村里を建設し始めた年でもあります。

まさに幸せの絶頂期キラキラキラキラ


どんな思いで気球が飛ぶのを見たのでしょう


フランスを中心に

気球がブームになった理由もわかります。


ルイ16世様式のモチーフになるわけですね。


そんな歴史的、芸術文化的な背景なしでも

気球って

心惹かれるモチーフではありませんか?


私も息子たちがまだ小学生だった頃

家族で気球に乗りました。

真っ暗な中、気球がふわりと浮いた瞬間

夜明けと共に気球から見下ろした大地

跳ねているカンガルーを見つけた感動

着陸直前に木に引っかかりそうになったこと

着陸後のシャンパン🥂

ずいぶん年月が経ったけれど

鮮やかに思い出される記憶です。


また何処かで飛んでみたい音譜


ちょっと長くなったので、

ムスティエ焼きについてはまた今度ニコニコ








9月に入りました。


9月といえば


新栗の季節で、


やはりまずは栗きんとん。



今年はまだ頂いていませんが、


やはり新物には心惹かれるものがあり


9月の初日にはまず中津川すやの栗きんとんをいただくのは


子どもの頃からの習慣で


中津川と恵那、それぞれに


すやと川上屋があり、


どちらが好みかなんて


幼い頃からの話題で、


中津川だけでも十軒以上ある栗きんとんを


食べ比べてみたり、


あるいは


川上屋ならささ栗もいいし


栗蒸し羊羹もこれまた美味しいし


入荷したばかりの栗きんとんは最高!


時間単位で


美味しさが変わります。



そんな当たり前の栗の季節ですが


これは岐阜のすぐ近くに住んでいる特権のようで、


以前に東京に栗きんとんを手土産に持っていったときに


なかなか手に入らないからと


大層喜ばれたことがありました。


生菓子でも栗きんとんは特に


水分が時間とともにすぐ飛んでしまうので


その日のうちでも早さいただいたほうが


瑞々しくて美味しい気がします。




でも、今年は


モンブランを先にいただきました。




今日いただいたのは


栗と抹茶のミルクレープ 


抹茶クレープにモンブランクリームと


小豆のクリームのハーモニーが


秋の到来を感じさせて


幸せな食後のひとときでしたドキドキ


昨日作ったトトロメロン


なんか間抜けと思ったのは


頭の上に葉っぱがないから?



ということで


葉っぱを載せました♪



スイカの皮の葉っぱです