agneau pascal アニョーパスカル
フランス語で復活祭の子羊という意味です
フランスのアルザス地方、スフレンハイム村の
赤土で焼かれたその焼き型は
一見何かわからず
でも止め金を外して
二つに分けて中を見ると
羊の型だとわかりますよね
この型の大きい方は
初めてアニョーパスカルを習ったところ
探して購入したものですが
小さい方は
フランス語の勉強でアルザスを訪れ散策中に
陶器屋さんを見つけ
そこで記念にクグロフなどと共に求めたもの。
インターナショナルスクールで
この春初めて進級したおちびさんのために
久しぶりに型を出して焼いてみました。
クグロフ型でもそうですが、
金属の型は形がシャープで
エッジもくっきりと焼き上がりますが
陶器の型はなんとも言えない暖かみのある形に。
もちろん焼き上がりのお味も円やかで
これはまるで土鍋で焚いたご飯のよう。
同じ熱源でも型や鍋の素材により、
そして熱源も
ガスや電気、そして炭火と
それぞれに上がりが違いますからね。
アニョーパスカルですが、
色々なレシピのある中、
習った通りに共立ての卵に
レモンと薄力粉を混ぜたシンプルなもの。
ふわふわとして
陶器の中で素材がいい感じに焼き上がる
ただ、油分の多い生地なら
型離れの心配はないけれど
何せこれは卵黄だけが油分の生地
型にはバターを塗って強力粉を振ったものの
焼き上がりが以前のオーブンよりもソフトで
その分心配で
少し冷凍庫で冷やして
型だけ温めるという方法を取りました。
粉糖を振って
おちびさんの好きなピンクのリボンでおめかし
普段は甘いものを制限されている
おちびさんたちにもお祝いだからと
お許しが出て
大好きな苺と合わせてのティータイム
今度は粉を混ぜるところから
お手伝いお願いしようかな