若き日のメリル・ストリープが見たくなって「そういえば…!」と、TSUTAYAで中古で買ったきり、一度も見ずにしまい込んでいた「マディソン郡の橋」のビデオをクローゼットの奥から引っ張り出して見てみた。
天気もいまいちだし、今日は家でゆっくり映画鑑賞。と、まぁ、暇つぶし程度の気持ちだったんです。
が、
しかし、
これが予想外に涙腺を刺激しまくったので見終わって5時間たつというのに今も目が腫れたままで、「家でまったり」のはずが、気分は高揚しっぱなし。
昼間から一人、家で少量の飲酒をしながら見たので相乗効果もあったのでしょうか。
しゃっくりと鼻水が出るほど泣いたのは久しぶりです。
歳を経るごとに、涙脆くなっているように思います。
思い出が増えたせいなんでしょう、きっと。
何を見ても、何か思い出す。
そういえば、高濱寛の作品にちらりとこの映画が出てくる話がありました。
おばあちゃんが、この映画を見て泣いているように見えたという、たった3コマ分のエピソードなんだけれど、長い人生で子や孫には知られぬ恋があったのだろうと、憶測させるには充分なエピソードだと思います。
おおざっぱに言ってしまえば「マディソン郡の橋」は「四日間の主婦の不倫」の話。
こう書くと、なんとも不道徳で下品なかんじが漂いますね。
実際、私の両親はこのイメージが先行してしまっているようで、「すっごく良かった!!」と言っても「…不倫の話なんでしょ?(いやらしい)」と、いう反応で。
あまり相手にしていただけませんでした。
「恋の話なの!」
と、反論しておきましたが
まぁ、屁理屈にしか聞こえなかっただろう。