蝶々のかくれんぼかつて未来は紋白蝶のようにひらひらと捕らえようもなく陽射しの中きままに飛んでいた蝶よ、おまえはいまどこにいるぼんやりと目覚めれば見ていた夢があったことも忘れて急かされながらズルズルと始まるいつもと同じ新しい朝ああ朝の一杯の珈琲に溶けた幸せささやかな私の幸せよ!てのひらのカップに揺れる黒のあたたかさ注いだクリームはマーブルを描いて明るく濁る