例えば彼女の劣等感 | ハリケーン銀河 :warp:

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クラスとゆーものはたいてい、いくつかのグループとその狭間でひっそり浮遊する少数の個人によって形成されている。

そうして、クラスをまとめるのは目立つグループが自然と担う。



3-Aで、それは、ゆかりちゃんのグループとゆーこさんのグループのことをさした。

ゆかりちゃんグループは体育祭や文化祭といったイベントを
ゆーこさんたちは委員会や学年会などを中心に活躍していた。


ゆーこさんのグループは以下のようなメンバーで構成される。
まずは

ゆーこさん  生徒会長でもありスポーツ万能、頼もしく優しく明るく、ショートカットのよく似合うひと。

いさちゃん  ちっちゃくて素直な黒髪の女の子。たんぽぽみたいでみんなから愛されるキャラ。実は成績優秀。さらに巨乳。

まいちゃん  さらさらの栗色ロング。ビオラを弾く姿は「お嬢さん」という言葉がすごくしっくりくるかんじだった。

ゆっきーさん  成績優秀。長身。剣道部の主将でもあり女子校には欠かせない宝塚の男役みたいなヒトだった。

まるで学園ドラマみたいな四人。
みんな気さくな人柄だったけど、私はきっとこの誰とも仲良くはならないだろうなぁとなんとなくおもっていた。



けれども、三年の春、まいちゃんと私は選択授業で席を並べることになり、徐々にうちとけて話をする仲になった。

ちなみに選択授業は「コンピュータ基礎」

ビオラのお嬢さんは意外にゲーム好きの子でもあった。
話しをしていくうちに、彼女のイメージはどんどん崩れていった。


もちろん、いい意味で。