個人的なドラマの感想
キャストでイ・セヨンさんが幼くとても可愛らしいことに視線がとまった。
役の上でも女優としても出来る女性だ。
舞台は始まりは燕山君の時代。主人公が宮中に入った頃は中宗の時代。
宮廷内の厨房。
驚いたのは女官、女性が作っていた事。
日本では体温の関係もあり第一線は男性料理人が多い印象だったからだ。
物語で気になって何回も観なおしたところがいくつか。。
チャングムの父親が生きているであろうと想像したのだが、話が進んでも出てこなかった。
チャングムも生死を気にしているシーンもなかった。どこかで生きているかもしれない、会いたい。とか
探すとか。亡くなってると思えば生前の父親の思いを忘れないなどなど。
子どもゆえの「若気のいたり」で秘密を守れと言う親の言いつけをまもれなかったがゆえに家族が命の危険にさらされた。
それが教訓となり、女官になってからは親の秘密は頑固にしゃべらなかった。いくら周りに迷惑をかけても。
とにかく頑固な主人公でルール違反でもだれの忠告も聞かず自分が信じるみちをわき目もふらず進み続ける。
周りを振り回しても気にしない。
しかし、頑なに喋らない口がかたい女性なのかと思えば、軽率に喋りまくる事もあり。
性格がコロコロ変わり、謎の行動がしばしばある。
チ・ジニが命をすくってくれた女性を探しチャングムと出会うのだが、
チャングムがその女性であることも両親のこともぼんやりなんとなくいつのまにか伝わっている。
王への料理に肉を使い調達のエピソードがあった後に「王は肉はめしあがらない」といったり
本当に疑問がつねに頭にうかぶ脚本だ。