8月15日、終戦記念日ですね。
テレビの特番を観ていました。
戦争…、やっぱりもっと知るべきだ、と思いました。
ひめゆりの作品に関わるようになってから、だいぶ戦争について勉強したけれど、まだまだ知らない。
どんどん時代が流れて、地球に戦争を知らない人ばかりになるのはとても危険なこと。
今の私たちの身に戦争が起きたらと想像しようとしても、写真や映像でしか見た事ない戦争を今の自分たちに重ねることができない。
それほど、別世界で起きたもののような気がしてしまう。
自分の家族、友人、そして愛する人が戦争によって失われるなんて考えられないです。
でも、何かのきっかけで、また戦争が起こる可能性はゼロじゃない。
今もまだ、戦いが起きているところだってある。
考えたくないけど、考えなくてはいけないこと。
人として生まれたなら。
戦争をするのも人間、やめるのも人間。
でも、戦争は一度始めると途中で終わらせることができないものなのだ…とその番組では言っていました。
それなら、やらないと誓う人間を増やさなくてはいけないんですね。
こういう番組はとても大切だと思った。
戦争体験者の皆さんがおっしゃることは、
『この事実を知ってほしい。どれだけ悲惨で残酷で怖ろしいものなのか。
そして、それを忘れないで二度と繰り返さないようにしてほしい。そのために私たちは辛い過去から逃げずに伝えて行くんです。』
伝えていくこと。
ひめゆりの勉強中もいつも思っていたけれど、このことがどれだけありがたいことなのか。
平和な未来のために話して下さっている。
だから、私たちも、もっと関心を持たなくてはと思います。
戦争を知らない私たちが、戦争を知り、考え、また次の世代に伝え、二度と繰り返さないと誓って平和を願うことが、犠牲になった方々への最大の供養のような気がします。
たったちっぽけな一人の願いでも、その一人一人が思わなきゃ大きな力にならないから。
私は平和を願います。
世界が平和でありますように…