強み強みというけれど
強みってそもそもなんだろう？
いろんなところで
「強み」という言葉は使われてるけど
わたしの使っている「強み」とは
資格や、
ビジネスに生かされるスキル的なものとは
ぜんぜん違います
ここでいう
強みってなにかというと
人には難しいけれど
自分にとっては
呼吸をするくらい簡単にできてしまうこと
遺伝的なもの、
生まれ持ったもの、
３歳くらいまでに形成されるもので
通常大人になってからは新しくできないといわれています。
脳の中のシナプスが発達して
電気信号が
ビュンビュン送られるところが強み
です。
一方「能力」は
勉強したり、頑張ったり、練習して身につけた
後天的なもの。
と定義しています。
能力でやっていることは
勉強したり、頑張ったり、練習しているので
成果を出せたことが記憶に残りやすく
達成感ややりがいを感じます。
また
褒められたら嬉しいという特徴があります。
一方
強みは他人には難しいことでも、
本人にとっては呼吸をするくらい簡単にできてしまうので
成果をとったことが記憶に残りにくく
達成感ややりがいを感じません
それをやってるつもりもないので
褒められると
❶たいしたことないと否定したり
❷簡単すぎることを褒められてバカにしてるんじゃないかと
イラっとしたり
❸これできない人いるの？！とびっくりしたり
そんな反応が出ます。
（これ典型的な強み反応です（笑））
そのために
強みでできることは気づきにくく、
あまりにも簡単にできるので
強みでできることはつまらない
こんなの誰でもできるじゃん
と感じていたりします。
（人から見たらスーパーパワーでもね！）
このあいだ事務のお仕事をしてる方が
「自分は事務が得意だったけど
事務なんて何もできない人がする仕事と思っていた。
誰でもできると思っていた。
だけど、
周りの人があまりにもできない
というのを目の当たりにして
はじめて
自分は強みだからできたんだと自覚した」
と言っていました。
本人はいたって簡単にやっているので
他の人にとっても
簡単な作業だろうと思い込んでしまい
そんな力に価値がないと思ってしまう
のも強みあるあるです。
人間から見たらすごくうらやましいけど
鳥は
飛べんのって普通じゃね？
って思ってます。
（知らんけど（笑））
自分では気づきにくいので
強みを見つけるには
他人と比較して自分ができすぎている
ところを見つけ、認める。
または
人から褒められたことを真に受ける。
自分がすごいと思っているかどうかは
強みを見つける上ではどうでもいいことです。
事務の例のように
自分では簡単だし、つまらないことと思っているけど
人にやたらと褒められたり
すごいと言われる
人と比べたらめっちゃすごい！
というのは強みの可能性が高いので
自分がその力を
すごいと思っているかどうかはさておき、
人がすごいと言ってくれるところ（褒めてくれるところ）
に注目します。
そして大事なのは
つまんないことばかり褒められてるなとか、
そんな力は普通すぎるから
もっとすごいの教えて欲しい
と思わずに、
褒められるということは
自分は人にはできないことができているのだ。
と認めること
自分にも強みはあるということを知り、
自分の強みはなんだろう？と興味を持つことで
さらに強みを生かせるようになります。
次の記事で
自分の強みにどうしたら気づけるのか
もう少し詳しく書きますね
