こんにちは
犬猫の認知症や癲癇に効く
3つの栄養素のお話を
3回に渡って
投稿させていただきました
1回目は
脳神経の細胞膜に栄養となる
DHA・EPA
血栓予防や
アレルギーの抑制効果が期待できる
αリノレン酸について
2回目は
脳神経をサポートし
エネルギーの供給をする
ミトコンドリア補因子
抗酸化物質のαリポ酸
ミトコンドリアが
エネルギーを生産する為の
長鎖脂肪酸を運搬する
カルニチンについて
3回目は
酸化により脳細胞(体中の細胞)が
受けるダメージを軽減する
抗酸化物質
ビタミンC、ポリフェノール
以上のお話しでした
もう1つ大事なことは
水銀、鉛、カドミウムなどの
重金属に注意すること
体に入れてはいけない添加物や
保存料などについては
こちらの記事で
再度確認いただければと思います
鉛はあまり体に入ることはなくなりましたが
水銀は主に魚を食べることで体に入ります
地球の地殻に分布するカドミウムに関しては
お米、ほとんどの野菜
魚や貝類、お肉、井戸水
煙草の副流煙にも含まれ
避けることは出来ないものです
とは言え1970年代より
カドミウム摂取量は
徐々に減少傾向ですが
魚介類を多く食べることで
高い値が出ることもあるそうです
低カルシウム、低亜鉛
低たんぱく質の状態下では
カドミウム吸収が
増加する傾向にあるとの報告があり
普段の食事のバランスや
体に入ってしまった重金属を排出する
腸の健康はとても大切です
重金属を体から排出してくれる成分は
セレンといい
体の中にあるミネラルです
セレンを調べると抗酸化作用と
水銀などの体に有害となる
重金属を無毒化し
血栓症の予防に役立つとあります
セレンの摂取が低い国(地域)では
心筋症や地方病性変形性骨軟骨関節症
発ガンのリスクが高いと
報告されているそうです
少し前にタラを使ったごはんを
載せたことがありますが
タラもセレンを含む魚です
他にセレンを多く含有する食材は
魚ではカレイ、マグロ、かつお、あじ
いわし、うなぎ、ひらめ、さんまなど
お肉では牛、豚にも含まれますが
腎臓などの臓器に多く含まれます
鶏はムネ肉、砂肝と卵黄に多く含まれています
その他にはゴマやスパゲッティ類など
(犬猫が食べられないものは書いてません)
こうした食材を偏りなく食べることで
体に溜まった有害な重金属などを
排出するサポートになります
*過剰摂取のリスクもありますので
サプリなどは個人的にお勧めしません
こうして書いていると
食材はやはり良い面と悪い面があり
偏りなく食べることの大切さを感じます
あまり難しく考えずに作りたい
犬猫の手作りごはんですが
知識として知っていると
安心して食材選びが出来ますね
認知症や癲癇に
薬ではなく普段の食事によって
何かしらの改善がみられたら
それはとっても嬉しいことだと思います
手作りごはんの食材に
レッドパプリカやブロッコリー
タラやマグロ、カレイ
とりむね肉や卵黄
トッピングにDHA,EPAオイルや
アマニ、エゴマオイル
毎日必ず与えるオヤツに
バナナや柿、ブルーベリー
水分補給に
米麹甘酒を水で薄めたものや
ケールを粉末にした「わんこの青汁」
などを与える大切さを
より実感できると思います
犬は100頭に1頭
猫は50頭に1頭が
軽度~重度の癲癇を
発症すると言われています
普段の食事とオヤツから
改善できる点があるのは
何よりも嬉しいことです
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
いつも感謝でいっぱいです