こんにちは

 

 

 

 

 

この記事は以前投稿した記事です

 

加筆修正をして再投稿します

 

 

 

 

私がブログを書くようになって驚いたこと

 

それはダックスの病気の多さです

 

 

気になるのは『乱繁殖』

 

交配する雄、雌が

 

もともと持っている体質や

 

疾患を考慮せずに

 

交配を行うことで受け継がれる

 

体質的、遺伝性の疾患

 

 

もともとダックスは

 

「軟骨異栄養犬種」であり

 

椎間板ヘルニアにかかりやすい犬種です

 

 

ヘルニアには

 

ハンセン1型の椎間板ヘルニアと

 

ハンセン2型ヘルニアがあり

 

ハンセン1型の椎間板ヘルニアを

 

発症しやすい犬種です

 

この他に、毛色をレアな色にするため

 

視覚障害、聴力障害、虚弱体質

 

内臓疾患、皮膚疾患など

 

無理な交配をすることで起こる

 

様々な遺伝疾患を抱えた子が生まれます

 

ダックスの交配はとても難しいのです

 

ダックスのスタンダードはもともとスムース

 

ロングはコッカースパニエルなどの交配

 

ワイアーはシュナウザーなどとの交配で

 

品種改良されてきました

 

 

そして身体を小さくする為に

 

より体の小さな子だけを残して

 

更に改良がされてきました

 

 

今は知られるようになった

 

ソリッドブラックやソリッドチョコ

 

昔はタンのマークが

 

しっかり出ていない子が生まれると

 

「カラスが出た」と揶揄したそうで

 

高く売れないから

 

繁殖屋さんはがっかりしたそうです

 

 

今はソリッドとなって人気がある

 

ソリッドチョコもブラックタンの劣性遺伝ですが

 

可愛い色、鼻がレバー色に抜けていても

 

それが柔らかい印象を受けて

 

ペットとしては凄く人気です

 

 

ジャパンケネルクラブでは認められていない

 

カラーとブリーディングについても

 

調べるとすぐに出て来ます

 

 

一番気をつけたいのがダップル同士の交配

 

これはしてはいけない交配です

 

ダップルを作るマール遺伝子により

 

身体に白の毛が多くなると

 

聴覚障害、視覚障害など

 

多くの疾患を持っていると考えられます

 

 

一見ブラックタンの子でも

 

パピー時代だけ生えている

 

成長と共に抜けてしまう毛の中に

 

白い毛が混ざっていると

 

マール遺伝子を持っていると考えられます

 

2~3か月になると抜けてしまうので

 

家族として迎えた時には

 

ブラックタンにしか見えない

 

知らずに個人交配してしまうと

 

生まれた子が…なんてことも起こり

 

血統を知らず個人間で交配をすることは

 

とても危ういと言えます

 

スタンダードから離れれば離れるほど

 

何らかの疾患を持っていたり

 

いずれ出てくる可能性が

 

大きくなるという事です

 

 

もちろん健康は

 

保証されているものではありません

 

どんなに正しい交配の下に生まれた子でも

 

病気になる時はなる

その子との出会いは、ブリーダーやペットショップ

 

里親会、自分で保護した子と様々です

 

どんな出会いでも運命を感じる瞬間があって

 

迎えている子が殆どだと思います

 

知らずに迎えた子が遺伝性疾患を持っていても

 

きっと変わらずに愛し護っていくでしょう

 

しかしそこには

 

時間と高額な医療費がかかります

 

なので知識として知って頂けたらと思います

 

 

生まれる前に無理な交配さえしなければ

 

元気にご飯を食べ、元気に走り回り

 

当たり前に音のある世界で生き

 

たくさんの喜びを

 

家族と共に過ごすことが出来ます

 

 

その子自身の幸せを考えた時

 

「健康」以上の贈り物は

 

ないのではないでしょうか

 

 

求める人がいるからブリーダーも作る

 

毛色や大きさだけではなく

 

遺伝疾患をもって生まれたら

 

可愛そうなのはその子です

 

 

せっかく生まれてくる命が

 

健康で健全なものでありますように

 

しっかりと考えていきたいです

 

 

そしてダックスに多い病気には

 

皮膚病、椎間板ヘルニア、関節炎、外耳炎

 

股関節形成不全、尿道結石症、

 

そけいヘルニア、緑内障、進行性網膜萎縮症

 

甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症

 

などがあります

 

ペット保険の統計から

 

1皮膚病

 

2外耳炎

 

3椎間板ヘルニアとなっています

 

 

1の皮膚病は

 

増えてきているアトピー性皮膚炎や

 

膿皮症、脂漏症、マラセチア

 

皮膚糸状菌症、甲状腺機能低下症など

 

 

いずれの病気はダックスだけではなく

 

もちろん他犬種でも起こります

 

普段健康に気をつけて体調管理をしても

 

生きていれば一切の病気を

 

避けることは出来ませんが

 

遺伝性の疾患は

 

前もって防ぐことができます

 

 

 

 

その子の将来を予見することは

 

誰にも出来ませんが

 

知っていることで

 

リスクを減らすことは出来ます

 

 

小さな家族の為に

 

これから迎える方には是非

 

知ってほしいと思います

 

 

 

テトちゃん

 

 

お空のココちゃん

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただき

 

ありがとうございます音符

 

いいねとコメントありがとうございます音符

 

いつも感謝でいっぱいですクローバー