体験はしてもらったのに成約しないとき | フリーランス・個人事業主・一人社長のプロ・コーチ

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体験はした、けど成約はしない。
それで、また会った。その先につなげようと思って。
だけど話はできなかった。
あるいは、したけど相手が引いてるのがわかった。
「またその話?」なんて顔つきになるのがわかって・・・。

そんな状況になったらどうしますか?
それが前回の問いでしたね。
さて、その続きです。

結論から言いましょう。
今まで通り楽しく話す時間は削らず、お仕事の話と断って時間を取ってもらう。
ズバリ、これです。

言ってみれば、別腹にするのです。
今までしていた話は、その人にとっては、あなたに会う時のメインディッシュ。
それを「クライアントになって」の話に取り替えてはいけません。
フルコースなのにケーキだけ出て来たら、「あれ?メインは?」って思いますよね。
しかも会うたびに同じケーキだとしたら。

相手は、今までの関係を失う予感がするから、あなたの仕事の話を避けようとするのです。
だから、いつもどおりに楽しむ。
この関わりを大事にしてるよ、と態度で伝える。
そのうえで、あなたのしたい「仕事の話」を追加します。
もう一品追加していい?っていう感じです。

その一品も、あなたが最近はまっている大好きなアレ、として伝えます。
買ってちょうだいの話じゃなくって、あなたの今一番のマイブーム。
「仕事」じゃなくて「今のワクワク」。

そして、前もって言っちゃってください。
「毎回この話出るけど、いいよね!」って。

「しょうがないなあ、そんなに好きなの?」といいながら付き合ってくれます。
そのうち、あなたの楽しそうな姿、一致感を持って話す姿に、「なんかよさそう」と思ってくれる時が来ます。

価格とか内容とか、契約形態とか、そういうことはその時で良いのです。
いろいろ説明しても、興味がまだ生まれていない段階では、ただの雑音になってしまいます。

相手が反応して来るまでは毎回、その仕事で楽しかったこと嬉しかったことを、シェアしていれば良いんです。
契約をとろうなんて下心を出さず、粘らず、引き際を鮮やかにして、でも毎回欠かさず。

あなたのお客様になることと楽しさや喜びが、相手の頭の中で連結してしまえば、その時は来ます。
「いいなあ、私も受けてみようかなあ」

その時にはすかさず締めにかかってくださいね。
柔道の押さえ込み並みの素早さで。
「来る?じゃあ、◯日◯時と○日◯時、どっちにする?」
このタイミングは一瞬です。

これからも、あなたのお知り合いの方との対話、楽しんでくださいね。

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