「誰？良い子って。」
あなたの後ろに、白くぼやけた子供が浮いて・・・・
たりしませんから、安心してください。
あなたのことです、あなたの。
「子供じゃないから宿題なんてないけど」
本当かなあ。
日頃から宿題を抱えすぎて、麻痺しちゃってるんじゃないの？
宿題は先生から与えられるとは限りません。
お客様からの宿題。
自分からの宿題。
いっぱいあると思います。
今の一番の宿題は何でしょうか。
集客？
ああ、そうですね。
そこに関心があって、このブログを読みに来ているのだものね。
でも、集客って言う宿題、ちょっと困りものなんです。
それは「夏休みの宿題」と同じように、全部ひっくるめた総称だからです。
夏休みの宿題の本体は、それぞれの課題です。
作文もあれば、算数の問題集もあるでしょう。
理科の実験や、ボランティア活動も、あるかもしれません。
各科目だって、もっと分けられます。
理科だったら、ゴーヤの成長記録とか、水質検査とか、電気使用量のチェックとか。
細かく分ければ分けるほど、やることは具体的になっていきます。
やることの数は増えるけど、できたことの数も増えます。
分けずにやっていると、できたことがあっても、できなかったことと一緒になっているので、できた感がありません。
いつも仕残しがあって、すっきりしない。
こういうのが、じわじわとストレスを蓄積させるんです。
「どうもやる気が出ないなあ」と思ったら、夏バテ以外も疑いましょう。
いつも宿題が終わっていない感覚が、原因かもしれません。
”終わっていない”感覚は、やっていることを小さい段階に分けることで、”できた！”感覚に変えることができます。
テレビゲームが、「１面クリアー！」という作りになっているのは、この”できた”感覚を作り出すためでなんですね。
難しい課題があって苦労して、嫌になるちょっと手前で、「クリヤー！」となる。
緊張から解放された瞬間、脳内に快感物質が流れる。
ゲームはこの快感物質を上手に作り出すから、はまるんです。
うまい作りになってますねえ。
ゲームに仕込まれているということは、人工的に設計することができるという証明でもあります。
つまり、達成感は自由に作れる。
どんなに長い道のりでも、段階に分けて、ひとつひとつクリヤーして行けば、達成感は持てます。
１日でできる大きさに分ければ、毎日達成感に満ちることだって可能です。
ちっとも終わらなくて、気持が落ちてしまう時は、やっていることを小さな段階に分けて、「よし、今日もできたぞ！」と言えるように、工夫してみてください。
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