完璧主義の足かせから抜け出るために | 集めない集客術「お客様引き寄せの法則」

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集客コンサルタント&NLPコーチ高取剛充。そのままのあなたらしさを魅力的に活かすブランディングと、ブログやSNSで人のつながりを作る共感信頼型マーケティングを、お伝えしています。

人前に立つのが苦手な人や、仕事が遅くなる人が、
共通して持っている特性の一つに、完璧主義があります。

完璧さを目指すこと自体は、いいことなのに、
それが行動を止め、足かせになってしまう現象。
一体なぜそんなことが起きてしまうのでしょう。


例えばPさん、ブログで集客しようとしている人です。
「書けないんですよね~。書きたいことはあるのに。」

熱い想いを持っていらっしゃって、飲み会では
つい語ってしまうタイプ。
ということは、話がないわけじゃないんです。
ネタはむしろ豊富。
その世界の話題になると、全然止まりません。

書けないのはなぜか聞いていくと、
きちんとした物を書かなきゃいけない、という気持ちが、
筆を鈍らせ、公開できなくさせるのだとわかります。

きちんとした物、恥ずかしくない物、
すごい物、立派な物、いろんな表現はありますが、
「完璧さ」とまとめることもできます。

完璧の壁は玉。傷一つない玉です。
日本のものづくりなら、作れるかも知れませんね。
ただし、工業製品の場合、傷は1/10000ミリ以下、
などのように、具体的に条件を決めて、
それが満たされている状態を、完璧と言います。

このような判定基準が明確に決まっていると、
完璧と呼んでいいのかどうかも明確になりますし、
どこをどう直したら完璧になるのかも、明らかになります。

完璧主義の足かせは、この”判定基準”が欠落することから生じます。
基準がないので、いくらやっても満たされない。
どこまでやっても足りない感じ。
完了感が生まれない、という状態に陥ります。


ブログで集客するための記事なら、
何が満たされたら、完璧になるのでしょう。

何文字あったら完璧?
何回更新したら完璧?
文章量や更新頻度が基準なら、それもオーケーです。
違うのであれば、質的な面でも判定基準を持つ必要があります。

話題について、文体について、校正について、
ブログのメインテーマに沿っているか、タイムリーな話題か、
など、質的基準もいろいろと考えつきます。

それらを列挙して取捨選択して、自分なりの判定基準を作れば、
心の中の検品工程を無事通過して、
自信を持って表に出すことができるようになります。

「判定基準を満たす」ことは、言葉の真の意味するところから言うと、
完璧とはほど遠いのかも知れません。
それでもあえて完璧と言う。
「これで良し」を自分に伝える。
このささやかな自己承認が、
次の一歩を踏み出しやすい自分を作り出してくれます。

完璧主義が行動の妨げになっていると感じた時は、
「その完璧って、どんな状態なの?」と、
自分に質問してみましょう。


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