会社の求めるものと自分の価値観 前編 | 集めない集客術「お客様引き寄せの法則」

集めない集客術「お客様引き寄せの法則」

集客コンサルタント&NLPコーチ高取剛充。そのままのあなたらしさを魅力的に活かすブランディングと、ブログやSNSで人のつながりを作る共感信頼型マーケティングを、お伝えしています。

会社はあなたになにを求めていますか?



「とにかく売ってこい」

そんな上司の命令に、

反発やむなしさを感じたことはないでしょうか。


これは実際にあった相談です。


「会社を辞めようと思って・・。」

「その先の計画はあるんですか?」

「いえ、そういうわけじゃなくて、嘘を付いているようで苦しくて・・。」

とても誠実な方でした



本当にお客様のためになっているのだろうか。

他社製品の方が優れてい所があると、本当は知っているのに、

それを隠して売って、会社の儲けのために、

お客様を利用しているだけなんじゃないだろうか。



この方と同じような疑問を持っているとしたら、

あなたはとても良心的な人です。

罪悪感のかけらもなさそうなセールスマンに比べたら、

あなたはまさにお客様の味方、最後の砦です。



でも、ちょっと待って下さい。

お客様のためなら、売らないほうがいい、

それって、本当でしょうか。



売るという行為は

大きなプロセスの中の一場面です。

お客様とあなた、そしてお客様と会社とがつながっていく

大きなドラマの、ワンシーンです。



そこには、プラスのことも、マイナスのことも

あるのではないでしょうか。

友達とだって、いつも仲良しというわけではありません。


人と人は、いろいろあって深くつながっていくのです。


そしてあなたの後ろには、会社の人たちがいます。

あなたの独断で、その多くの人たちと、お客様との関係を

断ち切ってしまって良いのでしょうか。




会社はどんな価値をお客様にもたらそうとして、

売るという行為を絶対視していますか?

お客様のためにならないと決める前に、

少し立ち止まって、考えてみましょう。



つづく