大好きな魚釣り、復活できました。 | 脳動静脈奇形って言われちゃった

脳動静脈奇形って言われちゃった

今までただ単に頭痛持ちで貧血気味で目眩がしているだけだろうと思ってた。ところが。自宅で倒れたことをきっかけに事態は急展開。今まで1000人ぐらいしか見つかっていない、ものすごく珍しい病気だと判明しました。さて。どうするよ…。

相変わらず放置していました。
申し訳ありません。

色んな事がありました。
嬉しい話題を、少し書いていこうと思います。

去年の話になります。
私は魚釣りが大好き。
それも、ちょっとマニアックな魚釣り、磯釣り。
釣りの中でもどっちかというとお手軽ではない部類かも知れないけど。
でも、好きなんです。

「おい、そろそろ磯に行ってみようぜ」

なじみの寿司屋で親友が声をかけてくれたある秋の日。3回目のオペから半年が経っていました。
臨床医学的には完治。だがまだ後遺症に悩まされる日々が続いていました。
「何とかなるで、二人やったら。いつもの大引やったら行けるんちゃうか?」
そう言ってビールを空ける彼に、黙ってうなずいていました。

深夜午前1時。約束通り彼は自宅の前まで迎えに来てくれました。彼の車に荷物を積み込んで何も無かったかのように、1年前と同じように自宅を出ました。

和歌山県の大引・上野渡船の駐車場に到着し妻の手作りお弁当を食べているとご主人たちが登場。全ての事情を知っているご主人は笑顔で迎えてくれ、
「大変やったなぁ、ここまで回復してよかったよ」
と喜んでくれました。

船で海に浮かぶ岩の上に船で渡してもらい、そこから魚を釣るスタイルです。
一つ一つ、思い出すように準備を進めます。

磯釣り風景

午前6時、スタート。

磯の香りや風を感じながら至福の瞬間です。

しばらくして、ハマチ君がやってきてくれました。

ハマチ君


無事ゲット。

続いて本命のグレ(メジナ)君を狙います。

午後になって、彼がやってきました。
GET。

グレ(メジナ)君

決して大きくはありませんが、感無量です。ほぼ1年ぶりに魚の姿。うれしさがこみ上げてきます。
呆然と立ち尽くします。涙があふれそうです。

魚釣りなんて、もうできないかも知れないと、本当に思っていたから。幸せがこみ上げてきます。まだまだ体力が続きません。休憩しながら、少しずつ、少しずつ。

でも、海に立てたことは大きな前進を感じた一日でした。
秋の日。2011年10月24日 和歌山県大引 名礁アシカの子での一日でした。

アシカの子からアシカの親を望む

http://blog.goo.ne.jp/luckytama/e/8044ad4b6db378be8a181ac06a147e87

目指せ完全復活。